どうして鳩山首相とアメリカとの関係がこんなにまでぎくしゃくしてしまったのだろうと片岡鉄哉先生の『さらば吉田茂』を再度拾い読みをしていました。
真っ先に目に飛び込んできたのが鳩山一郎が総理になる直前に出た『タイム』のカバー・ストーリーの一説です。そこにはこう書かれています。
「鳩山の勝利は、単に人が変わるよりもっと深い意味がある。自由党を投げ出すことによって、日本人はシンボルを投げ出したのである。それは10年間も米占領軍の命令と示唆にいうなりになってきた政権を指す。
安物の口紅のように、征服者の習慣が非征服者にしみこんでしまった・・・日本人が捨てたいものは未だたくさんある。しかし彼らにはそれができない。主権は回復したものの、アメリカの援助なしでは日本人は生きていくことができないのだ。
これまで最も効き目があった選挙公約から判断すると、広島と降伏から10年経っての日本人の最大の望みは、2つの世界を股にかけることらしい。彼らは中立を希望している。しかし日本が現在ある立場と地位からして、彼らは木と紙でできた家に吹きつける怒りの風を避ける術もないのだ。」
自由党を自民党に、アメリカの援助をアメリカの核の傘に変えれば現在の状況と何一つ変わっていないのです。
「2つの世界を股にかける」となっているのは一郎の場合は米ソのことですが、由起夫の場合は米中にあてはまります。祖父一郎もアメリカからloopyと呼ばれていたのでした
鳩山一郎はソビエトと国交を回復し、日本の政治的自主性を保とうとしました。しかし、アメリカに中立を疑われ、最後には北方領土問題で介入され政権を逐われるはめになりました。
それ以来、日本はアメリカの「属国」状態に置かれたままになったのでした。
今回もこのままいけば鳩山首相はやめざるを得ないでしょう。
しかし、今回こそは日本はアメリカからの「独立」を目指すべきなのです。
真っ先に目に飛び込んできたのが鳩山一郎が総理になる直前に出た『タイム』のカバー・ストーリーの一説です。そこにはこう書かれています。
「鳩山の勝利は、単に人が変わるよりもっと深い意味がある。自由党を投げ出すことによって、日本人はシンボルを投げ出したのである。それは10年間も米占領軍の命令と示唆にいうなりになってきた政権を指す。
安物の口紅のように、征服者の習慣が非征服者にしみこんでしまった・・・日本人が捨てたいものは未だたくさんある。しかし彼らにはそれができない。主権は回復したものの、アメリカの援助なしでは日本人は生きていくことができないのだ。
これまで最も効き目があった選挙公約から判断すると、広島と降伏から10年経っての日本人の最大の望みは、2つの世界を股にかけることらしい。彼らは中立を希望している。しかし日本が現在ある立場と地位からして、彼らは木と紙でできた家に吹きつける怒りの風を避ける術もないのだ。」
自由党を自民党に、アメリカの援助をアメリカの核の傘に変えれば現在の状況と何一つ変わっていないのです。
「2つの世界を股にかける」となっているのは一郎の場合は米ソのことですが、由起夫の場合は米中にあてはまります。祖父一郎もアメリカからloopyと呼ばれていたのでした
鳩山一郎はソビエトと国交を回復し、日本の政治的自主性を保とうとしました。しかし、アメリカに中立を疑われ、最後には北方領土問題で介入され政権を逐われるはめになりました。
それ以来、日本はアメリカの「属国」状態に置かれたままになったのでした。
今回もこのままいけば鳩山首相はやめざるを得ないでしょう。
しかし、今回こそは日本はアメリカからの「独立」を目指すべきなのです。
