昨日の『朝まで生テレビ』で日本が黒マグロの規制をのがれたのは中国のおかげだとさんざん周りから言われたためか、福山外務副大臣はかなりご立腹の様子でした。

 案の定というべきでしょうか、『朝鮮日報』は日本のロビーが成功したからだと書き連ねています。毎回同じことを書いてあきないのでしょうか。

 「大西洋や地中海のクロマグロは1970年代以降、個体数が約80%急減した。漁獲量の80%を消費する日本の「食欲」を満たすために乱獲されたためだ。世界自然保護基金(WWF)は、『2012年までにクロマグロが絶滅する可能性もある』と警告した。しかし、世界175カ国が参加した今回の締約国会議では、クロマグロの国際取引を規制できなかった。米国のヒュー慈善財団環境政策担当のスー・リーバーマン氏は、『日本が加盟国を押さえつけた。保護のために取引を制限する条約であるワシントン条約が、取引のために保護を制限する体制に変わっている』と指摘した。一部では、『日本がクロマグロの規制に反対する国家に対し、会議参加費用を支援した』という主張まで浮上した。」

 残念ながら、『朝鮮日報』が言うようには日本ロビーの能力はそんなに高いものではありません。今回は私も中国の影響が大きかったと思います。

 それよりも、以前にも書いたことですが、韓国のロビーの方が数段上です。日本は韓国ロビーのために日韓ワールド・カップ共催を飲まざるをえなくなりました。

 フィギア・スケートでもキム・ヨナが強くなるにつれてルールが変わっていき、気がついたら3回転+3回転の方がトリプル・アクセル+2回転の方より点数が高くなっていたのでした。

 つい最近の例ではアラブ首長国連邦で原発工事を受注したことがあげられます。これこそ典型的なロビー成功の例でしょう。

 このように韓国のロビーの方がはるかに効果的なのです。自分がやっているから、きっと相手もやっていると考える自己中心的な考え方はやめてほしいものです。