『朝鮮日報』にキッシンジャーが登場していました。
キッシンジャー元長官はこの日、峨山政策研究院(理事長:韓昇洲〈ハン・スンジュ〉元外務部〈現・外交通商部〉長官)が主催した、「北朝鮮の核問題と北東アジア」と題した講演で、「北朝鮮の核開発能力について、米国が恐れていることはそれほど多くない。米国は十分な対応ができる兵器体系を有しているからだ」と述べた。だがその一方で、「北朝鮮の核兵器を搭載したミサイルがソウルへ向けて発射され、数十万人の市民が数時間で殺傷された」というニュースを聞くことだけは、何としても防がなければならない、と語った。
その上でキッシンジャー元長官は、現在進められている、6カ国協議の枠組みを通じた「対話と圧力」を支持する一方、米朝2カ国間での協議には反対する意向を示した。同元長官は、「北朝鮮の核問題は米国だけの問題ではなく、北朝鮮の核兵器による影響を受けるすべての国の問題だ。6カ国協議は進めていかなければならないが、具体的な結論を導き出す必要がある。現在のところ、その結論を導き出せない状況にある」と主張した。一方、北朝鮮に対しては、「とても異常な体制が、異常な形で運営されているのが今の北朝鮮だ。金正日(キム・ジョンイル)総書記が死去した場合、多くの問題が発生するだろう。現在確定している後継者が認められるか否かがカギになる」との見方を示した。
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現在、日米韓の協調が偶然にうまくいって、北朝鮮は経済的にかなり苦しい立場に立たされていますが、核兵器を放棄するには至っていません。
当然中国が必死に援助しているわけですが、キッシンジャー博士はそれについてあまり語りません。中国が圧力をかけないでどうやって北朝鮮が核を放棄するのでしょうか。
それでもキッシンジャーは真剣に北の核を考えているだけましかもしれません。なぜならアメリカが北朝鮮の核を認めないのは、それを認めてしまうとイランの核を認めることになってしまうからです。
アメリカにとってあくまでも中東が「主」でありアジアは「縦」にしかすぎないのです。
キッシンジャー元長官はこの日、峨山政策研究院(理事長:韓昇洲〈ハン・スンジュ〉元外務部〈現・外交通商部〉長官)が主催した、「北朝鮮の核問題と北東アジア」と題した講演で、「北朝鮮の核開発能力について、米国が恐れていることはそれほど多くない。米国は十分な対応ができる兵器体系を有しているからだ」と述べた。だがその一方で、「北朝鮮の核兵器を搭載したミサイルがソウルへ向けて発射され、数十万人の市民が数時間で殺傷された」というニュースを聞くことだけは、何としても防がなければならない、と語った。
その上でキッシンジャー元長官は、現在進められている、6カ国協議の枠組みを通じた「対話と圧力」を支持する一方、米朝2カ国間での協議には反対する意向を示した。同元長官は、「北朝鮮の核問題は米国だけの問題ではなく、北朝鮮の核兵器による影響を受けるすべての国の問題だ。6カ国協議は進めていかなければならないが、具体的な結論を導き出す必要がある。現在のところ、その結論を導き出せない状況にある」と主張した。一方、北朝鮮に対しては、「とても異常な体制が、異常な形で運営されているのが今の北朝鮮だ。金正日(キム・ジョンイル)総書記が死去した場合、多くの問題が発生するだろう。現在確定している後継者が認められるか否かがカギになる」との見方を示した。
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現在、日米韓の協調が偶然にうまくいって、北朝鮮は経済的にかなり苦しい立場に立たされていますが、核兵器を放棄するには至っていません。
当然中国が必死に援助しているわけですが、キッシンジャー博士はそれについてあまり語りません。中国が圧力をかけないでどうやって北朝鮮が核を放棄するのでしょうか。
それでもキッシンジャーは真剣に北の核を考えているだけましかもしれません。なぜならアメリカが北朝鮮の核を認めないのは、それを認めてしまうとイランの核を認めることになってしまうからです。
アメリカにとってあくまでも中東が「主」でありアジアは「縦」にしかすぎないのです。
