これからの日本がどのような国家目標を掲げるべきなのかを考えてみます。
奥山真司さんは「悪の論理で世界は動く」のなかで、国家というのはいつまでも堕ちっぱなしということはなく、反省して自覚した国民が生まれ、それが国を復興することになると書いています。
そして、決定的に重要なことは「理想」を掲げることであると述べています。奥山さんは「世界の恒久平和を目指す」ことが日本の国家目標になるのではないかと提案しています。
また外交官の神余隆博氏は『多極化世界の日本外交戦略』という本の中で、「安保理改革の停滞や日本の分担率の低下の問題が投げかけていることは、日本は今後経済大国から政治大国への脱皮を真剣に考えることが必要だということである」と書いています。
具体的には、平和維持活動、平和構築活動に加え、さらには平和創造活動(ピース・メイキング)で汗をかくべきだと指摘しています。
私も、世界平和のために汗をかくことはとても大切なことだと思っていますので、彼らの主張には大賛成です。日本は「政治大国」路線に向かって国家を運営していくべきなのです。
次回はこの「政治大国」路線は本当に成功するのか、また成功したらどうなるのかを考えてみます。
奥山真司さんは「悪の論理で世界は動く」のなかで、国家というのはいつまでも堕ちっぱなしということはなく、反省して自覚した国民が生まれ、それが国を復興することになると書いています。
そして、決定的に重要なことは「理想」を掲げることであると述べています。奥山さんは「世界の恒久平和を目指す」ことが日本の国家目標になるのではないかと提案しています。
また外交官の神余隆博氏は『多極化世界の日本外交戦略』という本の中で、「安保理改革の停滞や日本の分担率の低下の問題が投げかけていることは、日本は今後経済大国から政治大国への脱皮を真剣に考えることが必要だということである」と書いています。
具体的には、平和維持活動、平和構築活動に加え、さらには平和創造活動(ピース・メイキング)で汗をかくべきだと指摘しています。
私も、世界平和のために汗をかくことはとても大切なことだと思っていますので、彼らの主張には大賛成です。日本は「政治大国」路線に向かって国家を運営していくべきなのです。
次回はこの「政治大国」路線は本当に成功するのか、また成功したらどうなるのかを考えてみます。
