今日の『朝日新聞』にアメリカ人ジャーナリストのマイケル・ジーレンガーという人が日本の若者の「引きこもり」について書いていました。彼は日本の100万人にのぼるといわれる若者の「ひきこもり」現象を日米関係になぞらえています。

 「引きこもっている息子の部屋の前に親が毎晩食事をおくように、米国は日本が従順である限り急速な再工業化を許した」

 最近の日米関係のきしみに関しては、次のように指摘します。

 「しかし冷戦が終わった今世界はもっと複雑な場所に成った。ある意味で沖縄普天間基地をめぐる最近のバトルの根底にあるものはもっと大きな問題を暗示する象徴的なものだ」

 では日本がアメリカから「独立」することによって「引きこもり」の問題は治るのでしょうか。

 「実際日本は米国の空軍力や戦艦の力なしにどうやって北朝鮮のミサイル攻撃や中国の侵略にたいこうするのだろうか」と日本の「独立」路線に疑問を投げかけています。

 ということで、日本の若者の引きこもりに有効な治療法はみつけられないのでした。
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