今日「たかじんのそこまで言って委員会」というテレビ番組で橋本大阪府知事が外国人参政権問題について語っていました。

 橋本知事は「大阪府には全国に30万人以上いる在日韓国人のうち大阪には20万人以上いるのでこの問題は他人事ではない」と語っていましたが結局彼はそれに賛成か反対かは語っていませんでした。

 私は橋本知事が「日本の国籍は血統主義だが他の外国は出生地主義(生まれたところで国籍を与える)で決めている方が多いからそのように法律を変えれば良い」と語っていたことが最も印象に残っています。

 これに対して評論家の宮崎哲弥氏が日本にも「帰化制度」があるので純粋に「血統主義」だけとはいえないと語っていました。

 さてここで問題です。橋本知事のいうように生まれた国で国籍を与える「出生地主義」にしたら外国人参政権の問題はなくなるのでしょうか。

 実は出生地主義に徹しても「生まれつきの二重国籍者は22歳に達するまでに、国籍を選択しなければならない。」という現在の制度があります。だからせっかく日本の国籍を与えても最後には日本の国籍を選択しない場合があり得るのです。

 結局前にも書いたように在日韓国人の参政権問題は、一世達が持っている「日本に無理矢理連れられてきた」とか「韓国人の方が日本人より優秀だ」という激しい思い込みがあり、それを孫の世代にまで押し付けようとしている問題なのです。

 さらに孫である世代も祖父の言うことに逆らえないという「儒教的」態度があります。

 だから橋本知事の言うように「出生地主義」に変えても結果は同じだと思いますよ。
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