小沢一郎問題について『朝鮮日報』の社説では次のように書いています。
「大韓民国の検察は、時の権力に対して気概のある捜査を行ったことはない。権力の刃が光を放っている時には頭を下げ、自らの人事ばかりを気にしては権力者のご機嫌をうかがい、次の新しい権力が登場すると、ハイエナのように過去の権力者に対して刃を向けるといわれている。検察が汚職公務員、腐敗した政治家、悪徳企業経営者などにとって恐怖の対象となり、一方で国民から深い尊敬を受けるにはどうすれば良いのだろうか。東京地検特捜部はそれを身をもって示してくれている。」
一方、鈴木宗男議員は「家宅捜索を受け、証拠隠滅の恐れもないのになぜ身柄をとる必要があるのか。異常としか言えない。官僚政治の打破を掲げて政権交代したが、検察も官僚組織の一部。このまま民主党政権が続けば自分たちがどうなるかわからないから暴走したのだろう。鳩山政権つぶしだと受け止めている」と言っています。
正直いって私にはどちらが正しいか判断がつきません。
しかし、日米関係から考えれば一つだけ言えることがあります。それは小沢一郎ぐらいしか、アメリカから畏れられている政治家は現在の日本にはいないのではないかということです。
アメリカのシーボルト大使が吉田茂とダレスとの交渉を記録した文書の中で彼は次のように記しています。
「『イエース。日本の安全保障は可能です。アメリカがやればいいんだ。しかしそうするにしても、日本の自尊心(amour propre) は大事にしなければ』
ともかく、日本は自分自身の方式で安全を勝ち取ると首相はいう。民主的になり、非武装化して、平和を愛好し、そして世界の世論に頼ることによって」
吉田首相は、アメリカがつくった憲法を受け入れることは反対だったのですが、占領軍の圧力で受け入れざるを得ませんでした。しかしながら、冷戦が始まると彼は自分の大嫌いだった憲法を盾にアメリカと交渉を行ったのです。
この吉田の主張した「日本の自尊心」という問題は現在ほとんど顧みられなくなってしまいました。その結果、「自民党の中に、米国に嫌われたら総理になれないという認識が定着しているのも、自民党議員がこうした米国工作の断片を共有しているからであろう」と孫崎享氏が書くように日本の政治はおちぶれてしまいました。
田中角栄もアメリカから独立した路線をとったためににつぶされたという識者がいます。小沢一郎も同じような道を歩むのでしょうか。

お手数ですが、よろしくお願いします。
「大韓民国の検察は、時の権力に対して気概のある捜査を行ったことはない。権力の刃が光を放っている時には頭を下げ、自らの人事ばかりを気にしては権力者のご機嫌をうかがい、次の新しい権力が登場すると、ハイエナのように過去の権力者に対して刃を向けるといわれている。検察が汚職公務員、腐敗した政治家、悪徳企業経営者などにとって恐怖の対象となり、一方で国民から深い尊敬を受けるにはどうすれば良いのだろうか。東京地検特捜部はそれを身をもって示してくれている。」
一方、鈴木宗男議員は「家宅捜索を受け、証拠隠滅の恐れもないのになぜ身柄をとる必要があるのか。異常としか言えない。官僚政治の打破を掲げて政権交代したが、検察も官僚組織の一部。このまま民主党政権が続けば自分たちがどうなるかわからないから暴走したのだろう。鳩山政権つぶしだと受け止めている」と言っています。
正直いって私にはどちらが正しいか判断がつきません。
しかし、日米関係から考えれば一つだけ言えることがあります。それは小沢一郎ぐらいしか、アメリカから畏れられている政治家は現在の日本にはいないのではないかということです。
アメリカのシーボルト大使が吉田茂とダレスとの交渉を記録した文書の中で彼は次のように記しています。
「『イエース。日本の安全保障は可能です。アメリカがやればいいんだ。しかしそうするにしても、日本の自尊心(amour propre) は大事にしなければ』
ともかく、日本は自分自身の方式で安全を勝ち取ると首相はいう。民主的になり、非武装化して、平和を愛好し、そして世界の世論に頼ることによって」
吉田首相は、アメリカがつくった憲法を受け入れることは反対だったのですが、占領軍の圧力で受け入れざるを得ませんでした。しかしながら、冷戦が始まると彼は自分の大嫌いだった憲法を盾にアメリカと交渉を行ったのです。
この吉田の主張した「日本の自尊心」という問題は現在ほとんど顧みられなくなってしまいました。その結果、「自民党の中に、米国に嫌われたら総理になれないという認識が定着しているのも、自民党議員がこうした米国工作の断片を共有しているからであろう」と孫崎享氏が書くように日本の政治はおちぶれてしまいました。
田中角栄もアメリカから独立した路線をとったためににつぶされたという識者がいます。小沢一郎も同じような道を歩むのでしょうか。
お手数ですが、よろしくお願いします。
