桜前線が順調に北上中ですが、

春の陽気に誘われて、ふらっと旅に出かけました。


行先は関西と四国徳島。

4月8日から3泊4日の予定で、2年ぶりの再訪です。

移動もスムーズに行って、時間の許す限り楽しんで来ました。


新千歳空港では、自分自身ででチェックインから荷物の預け入れまで

すべてを行うカウンターが出来ていました。面白そうなのでトライ。



GHになった気分で操作開始。

まず預ける荷物を最初に荷台セットしてから手続きを初めます。

画面に従って進めていったら、意外とすんなりすべてが完了。


飛行中、ずっと富士山が見えていましたが、頂上の雪が雲と同化して、上手く撮影されず。

大阪上空に来てからは、小さいですが仁徳天皇陵(大仙陵古墳)と大阪城の撮影に成功。

まさに見頃の桜が綺麗に見えていました。




定刻より少し早く無事到着。

荷物を伊丹空港のコインロッカーに預け、モノレールで万博記念公園へ。

辺り一面、満開の桜が迎えてくれました。ぽかぽか陽気で気持ちいい〜。



万博協会の会長だった【石坂泰三】さん。

この方のおかげで、万博が黒字で大成功となったのです。


 

桜祭りも開催されていた為か、大勢のお客様で賑わいを見せていた万博記念公園。

満開の桜が素晴らしくて、お花見も楽しめました。太陽の塔と桜のコラボもいい感じ。



岡本太郎氏が作った4つの太陽。

塔の最上部で未来を象徴する【黄金の顔】、中心部の現在を象徴している【太陽の顔】、

背面の【黒い太陽】、そして第四の顔【地底の太陽】。

太陽の塔は、腕の長さ約25m、高さ約70m、根元の直径は約20m。




太陽の塔の内部見学には、入館予定の前日までに事前の予約が必要です。

太陽の塔ホームページ から予約を。入館する際にはQRコードが必要なので忘れずに。

当日は見学予定の20分前に集合。地下展示物の撮影が可能。ショップもあります。


1967年に書かれた、太陽の塔のデッサン画。ほぼ今の形に見えます。


地下部分の展示物。カラフルなライトアップ。



プロジェクションマッピング?と展示物が重なって、【地底の太陽】の表情が変化。

地底の太陽は、高さ約3m、全長約11m。



 

いよいよここから見学です。16人一組で行動。約30分の見学ツアーです。

移動前には【生命の樹】の撮影が許可されています。

フラッシュ禁止ですが、見学ツアーがスタートするまで自由に撮影出来ます。

生命の樹が大きすぎで、上まで見えません。大小292体の生物模型が存在。

ツアーが始まると撮影は一切出来ないので、皆さん納得いくまで熱心に撮影です。


赤が基調のまさに“芸術は爆発だ!”状態の塔内。

色に圧倒されて、気分が悪くなりそうでした。色に敏感な方はご注意を。

階段を昇りながら、踊り場などで説明を受けて行きます。




最上階に到達した時には、足はもうガクガク状態。

万博当時は、すべてエスカレーター完備で上まで5分だったそうです。

内部公開にあたり耐震強化のため、現在は代わりに階段が設置。

他にエレベーターもありますが、頑張れるなら、ゆっくり中心部を眺めながらがおススメ。




下に戻るとき、数字を見てまた力が抜けましたが、

階で言うと11階の高さがある太陽の塔。上部にはゴリラや恐竜までいて

作品の凄さに驚いたと同時に、よく今まで良い状態で保存出来ていたと感心しました。

阪神淡路大震災を経験した建物なのに、無事だったのは凄い。


太陽の塔は以前、テレビ番組で内部を拝見したことがありましたが、

自分の足でその場所に立つと、改めて岡本太郎氏の偉大な作品に感動。

連続で見学しようと意気込んで2回分予約していましたが、もう体力的に無理で1回が限界。

ちなみに連続で参加するなら、見学ごとに料金がかかります。(入館料大人700円)





目と頭が赤色とビビットなカラーでかなり興奮状態に陥ったので(笑)、

帰りは優しい色の桜を見ながら、万博記念公園を後にしました。


まだ体力のある今年に見学できて良かった。

一度は見ておきたい芸術作品です。









【空飛ぶメロンパン】



凄いインパクトのある名前ですよね。


只今開催中の札幌丸井今井本店の催事;第10回大九州・沖縄展。(3/27-4/2)

今回、そこに沖縄のパン屋さんが出店しています。


テレビの情報番組で生中継されて、食べたいなぁ〜と思っていたら、

次の日には私の目の前に出現!実は家族が40分も並んで買ってきてくれました。

会場で焼き上がりを待つ実演販売だったので、、これだけの時間がかかったそうです。

わざわざありがとう。食いしん坊家族は忍耐強い!ですねぇ。




沖縄、【べーカーズアントレ】さんのヒット商品。こちらは百貨店限定商品だそうです。

メロン、チョコチップ、ストロベリー、バニラ、チョコレートの5つの味。

アルミの型にぎゅーっと詰まって合計20個。 1512円。



手のひらサイズの可愛いメロンパン。

甘さ控えめ、ふわふわしてとても美味しかったです。

食べやすい大きさなので、ちょっとつまむにもいいですね。

生地がくっついているので、お好きな味をちぎってどうぞ。



食べ過ぎでしまいそうなので、少し冷凍しておきました。

遊び心いっぱいなメロンパンが、文字通り空を飛んで沖縄からやって来た。


まだまだ寒さが残る札幌ですが、

このパステルカラーのメロンパンが、一足早く春を届けてくれた気がします。


ごちそうさまでした。











今日は、桃の節句の3月3日。


今年の札幌は、春の訪れが例年より早くなりそうな予感がします。


二十四節季の“雨水”(2月19日)頃から、徐々に雪の勢力が弱まって、

幹線道路の雪もほとんどなくなり、日中の陽射しにも暖かさが感じられるようになりました。

雪解けが進むのは嬉しい限り。ただ歩道の足元にはまだ注意が必要ですね。


小樽総合博物館の運河館ではこの時期、おひな様が展示されています。

以前もブログに載せましたが、今年もちょっと行って参りました。


市民から寄贈されたお雛様。(昭和13年頃のお人形)




わかりやすい、外国人観光客向けの説明。



続きまして、こちらは江戸時代末期のお雛様。


この間、NHK“チコちゃんに叱られる”の番組で知った驚愕の事実!

 

上の男女二人が【お内裏様】で、おひな様はひな人形全体のことだそうです。

ご存知だった方もいらっしゃるとは思いますが、大勢の日本国民は、えーっ、ですよね。


♪【嬉しいひなまつり】の歌詞で、“お内裏さまとお雛様〜、二人並んですまし顔”って

言うものだから、てっきりお内裏様は男性のことを示していると信じていました。

 作詞者のサトウハチロー氏も、後で真実を知ったというので、

一般人は無理もないです。でもいい歌です。


と言うわけで、こちらは女性の“お内裏様”。

冠が豪華です。時代の古いものは、この冠のように立派なのが多い印象。

我が家のお雛様も、昭和生まれなのだと思いますが、この冠に類似しています。



こちらが男性のお内裏様。



おそらく小樽市内の最古のお雛様と思われる、元禄時代(1688-1704)の五人囃子(手前)。

奥のお雛様は木製(大正から昭和初期ころ)。お内裏様の配置は関西式で女性が左。




おひな様にどういう関係あるのかわかりませんが、

ひな壇に飾ってあった、“花咲爺さん”。温厚そうなお顔立ち。

そうか、この人が梅と桜を咲かせていたのか!明治の末期から大正の作品。



なぜここに、旅役者みたいなお人形が!?

絶対ひな人形とは無関係だと思う・・・。でも飾ってあったので撮影。



【小鍛冶】。

“能の代表演目のひとつ。祝いの席で舞われることも多く、

歌舞伎や文楽などでも演じられる”、そうです。





小樽総合博物館運河館の特別展示。【ウミネコとカモメ】

列車に乗ってくると、途中にたくさんのカモメが見られます。

時期によって種類も違うそう。


ウミネコとカモメ 特別展示


本州ではすでに梅も開花して、桜の開花ももうすぐ。

桜前線北上もこのまま順調に行けば、早まりそうです。

とは言っても、ここは北海道。寒の戻りでまた大雪・・・?にならないことを祈ります。


今日は朝からいいお天気で雪かきの心配もないので、

のんびりと、桜もちなど食べて過ごしています。


あぁ、幸せ〜。

体重増加以外は・・・。