いつもご覧いただきありがとうございます。レイアウトを少々変更してみました。できる限り、シンプルにしたつもりです(文章が稚拙なくせに)
お見苦しい点はどうかご容赦くださいませ。「いいね」や「フォロー」もいただき、有難く、とても励みになっております。
来週を過ぎれば、もうゴールデンウィークの端っこの週がやってきますね。新茶の時期になりました。
「新茶」っていう響きになぜかワクワクさせられます。
コーヒーや紅茶、ウーロン茶にはこのような商品価値があるのか、存じませんがどうなのでしょうか。
コーヒーは新豆?(年中、実ってるだろ)紅茶、ウーロン茶は?(発酵させるのに新もなんもないだろーってことですかね。)
ウーロン茶は長期間熟成させたものはものすごい価値があるらしいですね。
緑茶は、目に映えるこの時期の新緑の緑をそのまま頂いているような清々しいお味。がしかし・・・
私は飲むと舌が緑色に変色するくらい こ~いお茶が大好きなのである。
私の好む濃度で茶を淹れて家族に飲ませると「しぶーい」と嫌な顔をされる。
なぜだ。まるで草をそのまま食んでいるような蒼い味わいと渋み、最高じゃないか。
だから抹茶にも目がない。
朝は緑茶で、晩は抹茶。(仕事前はコーヒーで、煙草のお供は紅茶。)
大阪単身赴任時代に大徳寺を訪れた。いわずと知れたお茶とのかかわりが深いお寺だ。
いつものように出町柳に向かう。
京都市バス 出町柳駅前 発 1号系統 佛教大学 西賀茂車庫行きにのって大徳寺へ(15分に1本くらいで運行)
今出川通りの良いところは市バスがバンバンと運行されていることだ。
地図的には東西の通りの今出川のもうひとつ外周となるのが北大路通りだ。そこに大徳寺がある。
たどり着いて唖然。高名な流派の家元の襲名お茶会が開かれていて、塔頭の多くが拝観できなかったのだ。
しかし ある塔頭は拝見できた。お抹茶も希望すればいただけるようだ。
折角だし、いただいてみよう。
中に通されると、係の方と私の二人だけである。ちょっと想定外だ。
風炉から「こぽこぽ」と音がする。上質な静けさだ。
手際よく茶がたてられる。
「どうぞ」
え あなたの見てる前で飲むんすか?緊張クライマックス
仕方なく、目の前に差し出された茶碗をおしいただくようにしてぐいと飲んだ。
飲み干すと
「お茶の心得がおありなんですね」と係の方
へ?そんなばかな。
毎晩、台所でちゃちゃっと茶筅でかきまわして、スタンディングで飲んでます ともいえず
「お恥ずかしいことで、まったく我流でいただいてしまい、失礼しました」と受けた
ん-そんな風に褒められると悪い気はしない。とても良い気分にさせられてそこを後にした。さすが大徳寺である。
利休居士の木像が設置された有名な山門
塔頭 たくさんの由緒ある塔頭のなかの最古らしい
趣のある参道 松の幹の上品なこと
藤次郎のmy Pick