義太夫節 二代目・豊竹此太夫 | 墓守たちが夢のあと

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 大阪天王寺区の「一心寺」には多くの著名人の墓があります。
 二代目・豊竹此太夫は江戸時代中期から後期にかけて活躍した義太夫節(浄瑠璃)の太夫です。
 享保11年(1726)に大阪で生まれ、初代豊竹此太夫(後の豊竹筑前少掾)の門弟となり初代豊竹八重太夫、初代豊竹時太夫を名乗った後に、宝暦7年(1757)に二代目豊竹此太夫を襲名。
 明和3年(1766)に私財を投じて北堀江市に自席操座をおこし,作者菅専助と共に明和7年(1770)に道頓堀に豊竹座を再興するなど義太夫節の発展に尽力しています。
 寛政8年(1796)に71歳で死去。通称は銭屋佐吉。
 
一心寺:大阪府大阪市天王寺区逢阪二丁目8-69