松江藩三代藩主 松平綱近 | 墓守たちが夢のあと

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 延宝3年(1675)に、松江藩二代藩主、松平綱隆が亡くなると、家督を継いだのは、綱隆の四男、綱近でした。
 当時、松江藩は初代の頃より財政状況が悪化していたため、藩主となった綱近は開拓や製鉄・産馬の奨励や、楽山焼の創始を行うなど様々な改革を行ないますが、充分な効果を上げることは出来ませんでした。
 綱近は晩年、眼病を患い失明。息子の早世もあり、弟の近憲(吉透)を養嗣子として家督を譲り、宝永元年(1704)に隠居。宝永6年(1709)に51歳で亡くなっています。
 
月照寺「松江藩主松平家墓所」:島根県松江市外中原町179
撮影日:2013年10月26日