数年前に一度だけ来たことがあるのですが、
どこか桃源郷のような雰囲気があって
また再訪したいなと思っていました。
それに、ちょうど石楠花(しゃくなげ)の咲く季節
その時期ならではの光景にお目にかかれるはず!と思い、足を伸ばしました。
五木寛之先生の「百寺巡礼」第一弾のお寺でもあります。
道沿いのお店の『五木寛之さんも食べた』って書いてある名物の草もちがおいしそうで気になりつつ歩きます🍡
目の前の山には山桜のピンク色が見える。
春の季語で「山笑う」と言うけれど
ポッと明るくなった山肌を見ると
なるほどなぁ、と思った。

赤い太鼓橋を渡ります。



門には赤と青の阿吽像。
あ・うん、マッチョだね

どっちが「あ」でどっちが「うん」?
期待していた石楠花も咲いていました

満開はもう少し先みたいだったけど
たくさん咲いていて別空間でした。



ちょっとフェアリー感



ここでなら、小さなおっさんが現れても驚かない(←嘘)

厳かで静かな境内。
ちょうどテレビのロケ隊に遭遇して、
邪魔にならないように上の階段を登る。
風が吹くと桜の花びらがはらはらと舞う

満開の時もよいけど、散り際もよいなぁ…なんて、
もののあはれな雰囲気に浸っていたら、
時々豪快な風が吹いて
遠山の金さんばりの桜吹雪になった。

またこの五重の塔にも会えた。
前回は石楠花の時期じゃなかったから
少し寂しかったけど
今回は華やかに見える。


にしても、この屋根かっこいいなぁ。
空に向かってカーブしてる。
羽根みたいに

五重の塔に挨拶もできたので、引き返しました。
バス停へ戻る途中のこと。
思いがけない ものと遭遇しました。
横路の小高い丘になってる場所に
ピンク色のものがチラついていたので
気になって坂道を上っていったら。

一本桜に出会ったぁ~。
「○○の桜」みたく名前のついてる桜ではないけど、
立派で、ちょうど一番綺麗に咲いてる時みたいだった。
周りに誰もいなくて。
桜があって。
自分がいて。
時々風が吹いて。
花びらが舞って。
風の音しか聞こえなくて。
気持ちを例えるなら、こんな歌↓
BUMP OF CHICKEN 『花の名』

旅の面白さって、こーゆう思いがけない瞬間なのかも。
咲いててくれて、ありがとう。
現実逃避の旅、おわり。













