和の色・日本の伝統色は
藍白(あいじろ)です。
藍白(あいじろ)は
ごくごく淡く、やわらかい青みを帯びた白
ほんのりと藍色が溶け込んだような
白よりも少しだけ涼しさを感じる色です。
イメージは
・春先の朝の空
・薄く霞がかかった青空
・洗いたての木綿の着物
そんな、透明感のある清らかな色です。
強い主張はないけれど
静かにそこにあって
空気を整えてくれるような色かな?!
色の由来
藍染めは
染める回数によって濃淡が変わります。
その中でも
ごく薄く染めたものが藍白色です。
白布をほんのり藍で
染めた色なので
白と藍のあいだにある
優しい境界色なんです。
東京スカイツリーの塔体は
「スカイツリーホワイト」という
オリジナルカラーで塗装されています。
この「スカイツリーホワイト」は
純白ではなく
ごく薄い藍染めの色である
藍白をベースにした色で
ほんのりと青みを帯びた
白色になっています。
まさに藍白の透明感と清潔感を
生きたデザインとして
建築に取り入れたものなんです
青空と調和する色
公式サイトによると
藍白を基にした
スカイツリーホワイトは
空の色と溶け合うような
繊細な青白を目指して設計されていて
季節や天候によって
見え方が微妙に変わるようになっています。
だから
晴れの日は青みがはっきり見えたり
曇りの日は白っぽく見えたりするんです。
藍白の色味がスカイツリーの
外観デザインに活かされています。
藍白は
江戸時代から親しまれていた色です。
江戸時代、藍染めは
庶民の暮らしに欠かせない色でした。
とくに木綿の衣服は
虫除けや防臭の効果もあるとされ
広く愛用されていました。
その中でも藍白は
濃い藍よりも軽やかで
春夏向けの涼やかな色として
好まれたと言われています。
強い武士の
勝ち色(濃い藍)とは違い
藍白はどこか清楚で上品な町人の色
控えめだけど、洗練されている。
まさに「粋」の入り口のような色ですね。
藍白は
「白」の浄化と
「藍」の精神性を合わせ持つ色
藍白は
浄化、静けさ、透明な
心を象徴する色なので
朝霧の中の巫女というイメージで
チャッピーにイラストを
描いてもらいました。
藍白のやわらかな空気感と
春の朝霧の静けさが合わさると
巫女の雰囲気がとても清らかになりますね。


