あいかわらず原神を楽しんでおります。
新キャラのオロルンとシトラリは最高。
重要な育成素材や装備は秘境と呼ばれるコンテンツのドロップに依存しています。ソロでも挑戦はできますが非常に時間が掛かる…。
そこで助けになるのがマルチプレイです。このマルチプレイがまたエスパー仕様で、情報の可視化に乏しく慣れるまでは意味がわかりませんでした。
最近は慣れたので色々考える余裕ができたのですが、HoYoverseのゲームサーバーは超ざっくりしていて、
アジアサーバー。
日本の人口より多いであろう原神のプレイヤー数を一つのサーバーでまかなえるとは思えません。おそらく自動で子サーバーが選定されているのだと思います。
アジアは広いので様々な国の人とマッチングします。原神のマルチプレイにおいては効率が重視されるため、あまりコミュニケーションを取る人はいません。
それでも数分の待ち時間は発生するため、ねこは簡単な英語で会話をします。相手がどこの国かを知るだけでも想像力が広がって楽しいものです。
PT4人とも名前の言語が違う。これだけで非常にわくわくします。
右から二番目の方にお聞きしてみるとロシアの方でした。
プレイヤーネームを翻訳してみると「太宰」。
太宰!?太宰治??
どうやら文豪ストレイドッグスのファンで、アジアサーバーで遊んでおられるようでした。とても気さくな方でした。
1戦クリア後、ローマ字のプレイヤーネームの方がすぐ抜けてしまったので、ねこが「one moar」と発言すると韓国(とおもわれる)の方が「オッケー」とカタカナで返してくれました。
ねこと太宰さんはあまり上手ではなく、韓国の方と補充メンバーの方が強力な火力で秘境を周回しました。
ここで思ったのは、彼らとニュースサイトなどで読む各国のトップのキャラクター像は全く違うということです。普段飛び込んでくる情報は断片的で、その国の気風のようなものを我々は勝手に印象付けてしまっている。そんな風に思いました。
ゲームというフォーマットに乗ってしまえば、身分や文化の壁も飛び越えてコミュニケーションを通じて一個人を感じ取ることができる。ゲームってすごい。
どの国でもそうなのでしょうが、報道される情報が政治に集中するため、何となく国そのものに対して偏見を持ってしまうのだと思います。
政治の印象が悪い=そこで暮らす人々が悪いわけではないのです。戦争中であれそこに暮らす人の多くは平和を願っているはずです。
ひとつ確信するのは、隣同士の部署が仲が悪いのと国同士の戦争する感情は全く性質が同じだと思っています。戦争の理由や建前をどれだけ述べようと突き詰めるとそれは感情論なのです。同じ室内に複数部署があると不思議と仲が良かったりするものです。
国際的なニュースはBBCやCNNが公平で安心な気がします。