今の主治医の先生は、上司の紹介で診ていただけることになったのだけど、
実は結構有名な先生で、いつも大変お忙しそうなので、
「上司の紹介がなかったら、私ごとき、診てもらえないのでは・・・?」
「他にも患者さんが沢山いる中で、無理に引き受けていただいたのでは・・・?」
などと色々考え(多分ある程度真実)、遠慮しながら受診しています。

なので、いつも受診時には、
「お時間いただいてしまってすみません」と言っていたのですが、
先生は、「そんなこと言わないで。今あなたは大事な時期なんだから」と。
優しい・・・(T_T)

こんな、たいして首も腰も悪くない、難病でもない、
ただ中枢感作による痛覚過敏で、痛みとストレスの身体化症状に苦しんでるだけの
患者の相手を、面倒がらずちゃんとしてくれるなんて・・・
(多分、こういう自己卑下も一種の認知の偏りだと言われる気がするw)


サインバルタのおかげで、調子のよい日は以前と全く変わらないくらい動けること、
でも2~3日に一度、痛みや疲れの強い日が来ることなどをお伝えしました。

痛い日は、リリカを200mgまで増やしてよいとのことで、少し安心。
本当なら、鎮痛薬を頓服的に使うことは「痛み行動」という、
オペラント条件づけでいうところの、痛みを「強化」する行動になってしまうので、
あまり勧められない方法なのですが、「今は緊急事態だから」ということで。

ヤマを乗り切って、生活に余裕が出てきたら、
少しずつ減薬していきましょう、というお話でした。


先生が大変お忙しいのは重々承知しつつ、来週に今年最後の予約をさせていただきました。
もう一回診察があると思えば、痛みが襲ってくるかもしれなくても、安心して頑張れる気がする。
昨日の朝起きたとき、びっくりしました。

身体が痛くない!!

去年の寒い冬の朝は、起きた瞬間、起きることが嫌になるくらい全身が痛かったのに・・・!


寒い外に出た時にも、ふと気付いたら、
痛みで奥歯をかみしめていない、
肩の力が抜けている、
身体中の筋肉にぎゅっと力が入った状態にもなっていない、
痛みで息苦しくもない。

あぁ、こんな感覚久しぶりだな~と嬉しく思いました。


トラムセットを飲み始めて二か月以上、リリカも一か月近く、サインバルタも一週間を過ぎて、
いずれの薬も身体の中に十分溜まっているので、
朝起きたとき(=その日の分を服薬する前)から、痛みが軽減されているのだと思います。
(サインバルタは、4~5日くらいで体内の濃度が安定するらしいです)


トラムを始める前の9月頃には、電車に乗っていて、
痛みのあまり、悲しくもないのに涙が滲んでいたくらいだったのに、
そして、トラム単剤で抑えきれなくなってきた11月頃には、
「誰にも痛みを理解してもらえない」、「もう一生痛みが取れず、普通に生活できないんじゃないか」
といった思いに囚われて、頑張っても抜け出せなくて、悲しくて悲しくて仕方なかったのに、
本当に変わったなーと思います。

仕事は大変なことになっているけど、やるべきことに打ち込める状態になれたことが有り難いです。
(まだ油断はできないと思うので、セルフケアしながらだけど・・・)

この経験も、いつかは心の底から「良かった」と思えるようになるのかな?
昨日は朝から右腕に神経痛のようなものがあって、そうは言っても右腕なので使わざるを得ず、
一日中PC作業をして帰宅したら、右腕と背中が久しぶりに痛くてダウン。。

今のお薬たちは、「痛覚過敏」は和らげてくれるけど、
腕や背中に異常がある時に、その異常そのものを治すわけではないので、
まぁ無理して使い続ければそうなるんだな・・・と改めて思いました(^_^;)

今朝起きたらほぼ治っていたけれど、やはり背中に少し不穏な感じはあったので、
今日は注意して休み休み仕事をしていました。
頻繁に席から立つようにしたり、ストレッチをしたり、自分で首や腰を揉んでみたり。
何とか乗り切れたけど、夜になって首の右側から右腕~手のひらにかけて、軽い痛みが出てきた。

慢性疼痛は、「自分で自分をケアする」という、
今まで苦手としていたスキルを身につける機会にはなっているかも・・・(良い方に考えれば)



サインバルタを服用し始めて一週間、以前より明らかに動きやすくなっているように感じます。
あと、無駄な焦燥感が減りました。焦るべき状況なのは変わらないんだけど、
いつも切羽詰まった、追いつめられた気持ちでいるのではなく、
もう少し落ち着いて、一つ一つやるべきことを進められるようになったというか。

どこまでが薬の効果か分からないけれど、サインバルタは、
セロトニンとノルアドレナリンの再取り込み阻害作用(=結果的に両者を増やす)があるので、
セロトニンが不安や緊張を和らげ、ノルアドレナリンが意欲を高めている可能性はありそう。

あとは、主治医の先生に「自分を追い込みすぎないように、責めないように」と言われたことも大きい。
これまでは、常に「自分を追い込まなきゃいけないんだ」と思っていた部分があったけど、
先生にそう言われたのをきっかけに、少しバランスを取ろう、という意識が芽生えたように思う。