今日は結構痛みがあったので、頭が回らず、まとまりなく長々と話してしまった・・・
これは、後で罪悪感に苛まれるからあまりよくない。
(ただ、先生も時間が来たら適当に遮ってくれればいいのに・・・と思わなくもないw)

先週から、起床時と、疲れが溜まる夕方以降に、背部痛と腕の痛みが出てきて、
しかもあまり思い当たる原因がないこと、
先週の木曜には、何をどうしても弱まらない強烈な痛みに襲われて、
ゲームすらできず、ただベッドで苦しんでいたことなど、ご相談しました。
(こちらは女性ホルモンの変動が原因。多分)

先生「いつ来るか分かっているなら、その時はスケジュールを空けて、
休んでいるしかないんじゃない?それが一生続くわけではないよ。

(小声)まぁあと一年くらいは○△×※・・・」


い、今なんとおっしゃいました??(;゚Д゚)一年ー!?
向こう一年間も、最低月一回、2~3日は機能停止しちゃうの?
別の要因(疲労とか)が重なれば、動けない日がもっと増える。こ、困る!


先生「じゃ他にどうするの?なんか方法ある?」

私「いえ、婦人科に行っても多分痛み自体は変わらないですし、
ロキソニン飲んでも全然効かないと思いますし、休むしかないと思います(即答)」

↑先生に、自分の症状には主体的に対処するよう教育され、逆らえない自分・・・




でも、「自分の場合、仕事ややるべきことが嫌だから痛みが出ているのではなく、
痛みでスケジュールが遅れることが許せず、イライラして焦って痛みが悪化していると思う」
ということを話せたのは良かった。

改めて考えると、「自分は○○にイライラする」みたいなことを、
これほどハッキリ言葉にして他の人に言ったのって、久しぶりだったかもしれない。
少し前から、アレクサンダー・テクニークを習い始めました!
アレクサンダー・テクニークは、一言でいうと、
「筋肉を余計に緊張させない身体の使い方」を学ぶトレーニングです。

その名の通り、フレデリック・アレクサンダーという俳優さんが開発した方法で、
俳優や音楽家を中心に、100年以上続けられているメソッドだそうです。
疼痛の改善の他、演劇や声楽、楽器演奏、スポーツなどのパフォーマンス向上のために
用いられ、ジュリアード音楽院やイギリス王立演劇学校でも取り入れられているとのこと。


私は、全12回の個人レッスンを受けています。
初回は、立つ、座る、歩く、PCを使う、楽器(ヴァイオリン)を弾く、などの動作を見ていただき、
どこに問題があるのか?を教えてもらうことが中心でした。

先生に伝えている症状は、「首、肩、上腕、背中、腰の痛み」で、
上記の症状が落ち着いてきたら、演奏や仕事にも役立てていきたい、とお伝えしています。

ここで、色々と衝撃の発見が・・・


● 衝撃の発見その1
まず、立つ、歩く、を見ていただいた時点で、即言われたのが、

「腹筋の緊張が高い」

腹筋!?!?

身体を支えようとして、腹筋に過剰に力を入れる「クセ」がついてしまっているようです。
そうすると、バランスを取るために背筋にも力を入れてしまい、
腹筋にはコリや痛みは出にくいけれど、背筋は出るので、背部痛になりやすいと。

言われてみれば、色々痛みがある中で、背部痛が一番ひどいような・・・!


● 衝撃の発見その2
私、PCで文章を書くときに、

呼吸が止まっている!!!

いや、マジで。

これも、無駄に腹筋に力が入っているためだそうです。
加えて、首にも力が入っていて、首~腕周りが「グッ」と固定されている状態みたい。

これは、少しでも早く正確にタイピングしたいがためにそうなっているのですが、
本来、呼吸しながらでも文章は打てるし(当然)、
タイピングは、身体を固めた方が若干速く正確になるけれど、でも大差はない。
デメリットの方が大きい。


● 衝撃の発見その3
私は、歩いたりPCを使う動作については、問題をいまいち自覚できていないのですが、
ヴァイオリン演奏については、気になることが盛りだくさんです。
右手の力が抜けず、音が硬い、弓の根元から先端まで十分使えていない、など…

でも、先生に見ていただいたところ、
「ヴァイオリンを弾いている時の方が良い」

私、日常動作をしている時より、楽器弾いている時の方が良いんだ…

結局、自分の身体の使い方や、筋肉の緊張などに「気づく」ことがすごく大事なんですね。
楽器演奏の時には、いつも必然的にそれを意識して練習することになるけど、
日常動作では、普段全く意識を向けないので、前者の方がまだマシな状態のようですww


今、三回目までレッスンを受けているので、随時記録していきたいと思います!



※ちなみに、アレクサンダー・テクニークの効果研究ってあるのかな?
と思って少し探したところ、日本で慢性疼痛への効果を検証した研究は多分なさそう。
やはり、認知行動療法やマインドフルネスに比べると、
学術研究の俎上にはまだまだ乗りにくいのかな?

と思ったら、イギリスで、RCTやってる!すごい!!!

抄録しか読めなかったけど、「chronic or recurrent back pain」だから、
慢性、または再発・頻発する背部痛ですね。統制群に比べ有意な効果があったそうです。
海外でも論文数はすごく少ないようだけれど、今後増えていくといいなぁ。

(それがないと、例えば「私はコレで痛みが治りました!」とか、
「○○を食べて、うつが治りました!!」的なものと、本質的に区別がつけられないからね)
サインバルタ、慢性腰痛による疼痛への保険適応が、ようやく了承されたようですね!
きちんと臨床試験を経たお薬であれば、保険適応の疼痛治療薬が増えることは、
患者さんの選択肢が増えることになると思うので、嬉しいです。

薬が一種類増えると、他の薬との組み合わせパターンは何種類も増えると思うので、
より副作用が少なく、その患者さんの体質や生活に合った処方に近付くのではないかな。


例えば、慢性腰痛+入眠困難に対して、私が提案されたことがある処方は
二パターンありました。

・トラムセット+リリカ+デパス

・リリカ+サインバルタ+マイスリー

後者の処方だと、
・リリカ以外の薬は、日中の眠気やふらつきを起こしにくい
・抗うつ効果(気分の落ち込み、易疲労や倦怠感など…)を期待できる
・ベンゾジアゼピン系の使用による、依存や耐性形成の問題を回避できる
・弱オピオイドの使用を回避できる

といった利点があると思われます。
人によるけれど、仕事をしている人だと、後者の方が助かる人はいるのではないかな。

逆に、抗不安作用や筋弛緩作用を狙うなら、前者の方が良いかもですね。



ちなみに私は、仕事中に筋弛緩作用があるのが好きじゃないので、前者はお断りしました。
(筋肉を弛緩させるのが好きじゃない、というのは、それはそれで問題なんですが…w)



追記:ただ、サインバルタについては、整形外科医が「自殺企図」の副作用のある薬を
処方することのリスクの指摘もあるそうです。
自殺企図以外にも、向精神薬なので、多かれ少なかれ精神作用は持ってしまうだろうし、
患者さんが適切な服薬をしない場合には、過剰服薬、離脱症状の問題も起きそう。

この辺はどう対処するのかな。IC、患者教育がより重要になりそうです。
あと、リスクの高そうな患者さんの場合には精神科医と連携するとか?