☆ベトナム縦断で新幹線 国営鉄道会長、2020年部分開業目指す

(8/13 日経)

 国営ベトナム鉄道のバン会長兼最高経営責任者(CEO)は日本経済新聞記者と会見し、北部の首都ハノイと南部の商都ホーチミンを結ぶ「南北高速鉄道」(約1560キロメートル)に日本の新幹線方式を導入する方針を明らかにした。全線のうち中部地域のダナン―フエ間(約90キロメートル)を含む3区間を先行して建設し、2020年の開業を目指す。日本が進める東アジアの広域開発計画「産業大動脈構想」の中核インフラとなる可能性もある。

 「南北高速鉄道」はベトナムの三大国家プロジェクトの一つで、総工費が560億ドル(約5兆3600億円)。政府レベルで日本との協力を確認している。資金は日本からの政府開発援助(ODA)のほか、アジア開発銀行(ADB)や世界銀行から調達する。ベトナム鉄道は東海旅客鉄道(JR東海)に技術者を派遣、新幹線導入を視野に入れた人材育成に着手した。新幹線の運行現場の視察や技術実習に取り組ませている。


 伸び盛りのベトナムで新幹線方式が導入されるとのニュースです。今回の案件はODAなど資金面で日本政府が関与していることもあり、すんなりまとまりそうでなによりです。

 安全面においてはピカイチの新幹線ですが、海外ではドイツ、フランス勢にあと一歩のところでやられ、不採用の憂き目に合うことが多々ありました。 

 高速鉄道・・・。これのいいところは、人口の多い国、さらに国土がバカでかく、未開拓の国でよりそのパワーを発揮するところです。たとえばこういう国でみんながみんなバイクや自動車に乗るようになったらどうなるでしょう。すごい大渋滞、おまけに排気ガスによる環境破壊が延々と続くことになるのです。

 高速鉄道は一瞬にしてものすごい数の人を他地域へワープさせることができます。それにより、貴重な時間×人数が経済発展途上の国にとっては願ってもない国益に化けることも大いに考えられます。

 インフラ整備特需も見込まれ、やっと技術大国日本の出番が来た感があります。有力新興国、ブラジルやインドでも採用が決まればいいですよね。

 世界的にこれからもどんどん鉄道特需は起きるでしょう。関連銘柄をチェックしておくことをお勧めします。ちなみに私のチェック銘柄は川崎重工、日本信号などなどです。