☆温暖化ガス、首相「25%削減」表明 国連サミットで演説 (9・23日経)
鳩山由紀夫首相は22日、ニューヨーク市内で開いた国連気候変動首脳会合(気候変動サミット)に出席し、日本の温暖化ガスの中期目標について「2020年までに1990年比で言えば25%削減を目指す」と表明した。途上国や新興国の温暖化対策を後押しするため、日本の省エネ技術や資金を提供する「鳩山イニシアチブ」構想も提唱した。積極的な削減目標と支援策を掲げ、今後の国際交渉で主導権を握りたい考えだ。
温暖化ガスの中期目標は13年以降の国際的な地球温暖化対策の枠組み(ポスト京都議定書)交渉の最大の焦点。12月にコペンハーゲンで開く国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)が交渉期限となる。
首相はサミットの開会式で首脳では4番目に演壇に立ち、英語で演説した。企業に削減目標を課しその過不足を金銭で取引する国内排出量取引制度や、地球温暖化対策税を検討すると表明。「あらゆる政策を総動員して(目標の)実現を目指す」と意欲を強調した。
今回の鳩山首相の演説、盛大な拍手も起き、日本が「チェンジ」する予兆か??と明るいニュースとしてメディアは取り上げているフシがありますが、産業界にとってはこれは「オイルショック」にまさるとも劣らぬ「鳩山ショック」なのかもしれません。世界の重鎮を証人に、「言ってもたー。こりゃ、大変だ-。」というのが正直な気持ちでしょう。
・・・というのも、資源ガブノミの中国がこういう数字を達成するのは簡単ですが、日本は過去のオイルショックなどを教訓にもう削れるところはすべて削ったといわれるぐらいもう十分省エネに取り組んでいるからです。ここからさらに削るというのは非常に厳しいのではないでしょうか。産業界との入念なすり合わせもなく、絶大な国民の支持をバックに鳩は舞い上がってしまいました(笑)。
しかし、日本人の美徳というのは「言ったことは必ず守る」とういこと。これを第3のオイルショックととらえれば、なんとか官民一体となって目標を達成するために頑張らねばなりませんね。当然考えられるのは更なる効率化。
・・・となると、パナソニック&三洋の統合の例に見られるような、効率化を狙った統合熱がまたまた再燃するやもしれません。今後の産業界の行方に要注目です。