☆ユニーと伊藤忠、資本業務提携を発表 (10・22日経)
ユニーと伊藤忠商事は22日、資本・業務提携すると発表した。伊藤忠が2010年3月末までにユニーの発行済み株式総数の約3%を市場内または市場外で取得する。両社は06年に包括的業務協力の覚書を締結していたが、提携関係を深めることでユニーは商品調達力、伊藤忠は川下戦略の強化につなげる。
同日記者会見したユニーの前村哲路社長は「4年間の業務協力関係でウィンウィンの関係が築けた。今後は伊藤忠の持つ情報や(調達などの)ネットワークを活用させてもらい、商品力やコスト競争力を強化したい」と述べた。
伊藤忠の小林栄三社長は、「伊藤忠には対消費者ビジネスに関してのノウハウはない。ユニーとの提携で川下まで押さえることができるようになる。海外事業では中国市場で生活関連に力を入れていきたいと考えている」と話した。
ユニーがついに伊藤忠との資本業務提携を受け入れました。ユニーはサークルKサンクスの親会社。これで、ファミリーマートとサークルKサンクスも商品開発を共同でするなどという生ぬるい関係ではすまなくなるでしょう。
そもそも伊藤忠ってローソンが断念したエーエムピーエムの買収交渉中じゃなかったの?というのが私の第一の感想。つまり、伊藤忠、ファミリーマート陣営がライバルコンビニを傘下に収めたいことは明白だったのですが、商品開発での協力では首をたてにふったユニー、サークルkサンクス陣営がそう簡単には資本提携にまで踏み込ませなかったという経緯があったのでしょう。
それがなぜここにきて首をたてにふったのか・・・。これは最近のスーパー、コンビニの業績共倒れの結果といって間違いないと思います。なんせ、業界の王者、セブンイレブンまでもが弁当の見切り販売に踏み込み、ヨーカ堂、、ジャスコが続々とディスカウント店に衣替えするという一昔前までなら信じられなかったことが起こっているのです。ディスカウント戦争が呼び起こすものはこれまでのビジネスモデルの崩壊に他なりません。
さらに、ユニーと提携していた中堅優良スーパー、イズミヤがポートアイランド店から撤退した例のように、思い切った投資をした中堅スーパーなどが今やそのあおりを受け、青息吐息の状態です。そのような状況が今回のユニー、伊藤忠の資本業務提携へとつながったのでしょう。
さて、今後の展開はどうなるのでしょうか。私は首都圏に店舗をたくさん持つスリーエフの行方に注目しましょう。