他生の縁のソウルメイト | *心のお守り工房mint385*

*心のお守り工房mint385*

癒しの森から、おくりものをお届けいたします。

それは言葉だったり写真だったり。
石やカードからのメッセージだったりします。

さて、あなたへの「おくりもの」はどんなモノになるでしょうか。

森の木陰で、ひと休みしていきませんか?



あっという間に12月ですね。


皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年も残すところあと一ヶ月。
早いですね。



年々、
まるで加速しているかのように

気がつくと
月日が過ぎていきます。








町ですれ違うことさえも
他生のご縁があると言いますよね。


ここで出会ったあなたとも

もちろん、他生のご縁があるのでしょう。


ご縁に感謝します。



***



前回、
お仕事の話を書かせていただきました。

このお仕事で最近思うことがあって。



このお仕事の職場で働く同僚たちも、
ここに住まわれている入居者様方も

皆、
ご縁があって出会ったのだと感じます。


いつかの約束のもと
また、ここで出会ったのかも知れません。



介護職員はシフト勤務なのですが

「このパターンが多いよね」っていうことがよくあります。



誰かの亡くなるとき、その日に見送るかのように勤務になる人や


転倒での骨折や、脳出血、脳梗塞などの緊急な症状などを発見し、救急搬送の手配をする人。


お部屋に安否確認に行き、すでに亡くなっている方を発見する人。


色んなパターンがありますが



それぞれ、見えないところで
何かが繋がっているのかなとも思います。




以前、

夜勤明けの日、朝の安否確認で応答のない方のお部屋を確認に行き

脳梗塞を疑われる症状だったため、救急車を要請し、病院へ搬送された方が居ました。

発見が早かったのか、
90代の方でしたが治療入院後は脳梗塞の後遺症もほぼなく無事退院し

数ヵ月後には、ほぼ普段の生活に戻られていました。


ご高齢の方の体力、その方の持っている生命力って凄いなと感じました。


でもまた、

今回も夜勤明けで
その同じ入居者様が、以前と同じような症状になっていて救急車を手配することとなりました。





私の場合

脳梗塞のほか、腸閉塞、誤嚥など
「詰まること」の発見での対応、救急搬送に立ち合うことが多いようです。


搬送された場合、
一度は状態も安定し、ご家族様と残りの時を過ごされる方も多いようです。


私たちの仕事の一つとして

その方の、ご家族様との最後の時間のために、病院などへ繋ぐ役割もあるのだと思ったりもします。





職場である「サービス付き高齢者向け住宅」は、「施設」ではありません。

高齢者向けの「賃貸住宅」です。

そこで暮らすことにより、日常の安否確認や生活相談などのサービスが受けられます。

その方にとって、自由のきく自立した生活が出来る最後の場所かもしれません。


介護認定を受け、介護度により介護保険を使い
入浴や排泄などの身体介護、掃除などの出来なくなってきた部分の生活支援を受けることができます。



認知症や、病気が進むなどで自立した生活が出来なくなった場合

グループホームや特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホームなどの「施設」に移ることになります。



また

先日のような、在宅での看取り介護も
これから増えていくことになりそうです。



どんなに裕福でも、大きな家があっても
いつかは手放さなくてはならなくなります。



そういうことを
人生の先輩の方々は身をもって私たちに教えてくれています。





そして

それぞれの生活、役割をもって集まった、年代もバラバラな私の職場の同僚たちも


いつかの約束のもと集まった
ソウルメイトなのだと思ったりします。



きっと、

こうして一緒に生きる
ワンコたちも。



***




生きるということで大事なのは
見かけのキラキラじゃなく、


見えない部分の
傷ついたり、凹んだりして、そうして
自分で磨きあげていく

そんな
見えないキラキラ✨