煮豆クンから久々に連絡があり、お会いした。
(過去ブログ参照)
私は…
彼を好きというわけではなかったが(出会ったばかりでダメになった方だったのだから、当たり前であるが。)27には見えぬ大人びた発言や落ち着いた振る舞いにとても好感を持っていた。
27歳にして彼からは『人としての余裕と自信』が感じられるのだ。
だが…
私は煮豆クンにまたもひどい事を言ってしまった。
煮豆クンといると、なぜか自分自身にイライラしてしまうのだ。
27歳にして身に付けておる自信と余裕。
私にはまるきりない物を持っておる彼に、可愛げを感じない。そして…可愛げを感じさせてくれない17歳年下の殿方にイライラし、そんな身勝手な自分にイライラする。
煮豆クンの事を決して嫌いではないが上、余計にイライラが募る。
すると更にそんな自分がイヤになる。
年下の殿方たるもの、自信なさげに子犬のようにまとわりついてきてくれるもの…
そんな杓子定規な自身のイメージで作り上げた恋愛の定説から逃れられない私は、やはりすこぶる傲慢で嫌な女なのであろう。
私はまた、ドラえもん氏の事が頭をよぎった。
こんな私の嫌な部分を、彼は見透かしていたのかもしれない…と思った。
彼は子犬のようにコロコロと『ミントさん、ミントさん。』と私を慕ってくれているように見えていた。
私はそんなドラえもん氏が好きだった。
けれど本当にドラえもん氏はそうありたかったのか。彼の本来の自然体の姿ではなかったのではないか。
…そう思った。
煮豆クンとは二度とお会いする事はないであろう。
『今ならうまくいくのではないか。』
最初から歳の差なんぞつゆほども気にしておらんかった彼はそう思って連絡をくれたらしいが、私は煮豆クンに
『私たちはうまく行かないと思う。二度と連絡してこないでほしい。』
と告げた。
私の恋愛がうまくいかないのは、自身に多大な責任があるのだと思う。
何でも知ってる嬢王様の末路は、
『こじらせ女子』
となる。
私にはこの言葉がピッタリだ。
もっとドン!と構えていたい。
何事にも動じず、傷つく事を怖がらず、自信を持ってポジティブに殿方と向き合いたい。
私は私が幸せになる事を、一体いつになったら許してくれるのだろう。
煮豆クンに
『あなたはネガティブ過ぎる。『私はこじらせ女子だから』って、開き直ってるだけだ。』
と、言われたが、私は決して開き直っているわけではない。
自分の気持ちを俯瞰して見て、自身を冷静に分析した結果なのだ。
ケガにはマキロン。
風邪にはパブロン。
二日酔いにはパンシロン。
こじらせに効くのは………
処方箋、そろそろ欲しいなぁ…![]()
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