ハイサイ。あの日の沖縄ひとり旅② | バツイチ独身・四十路女のブログ♡

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2日目…


私は早起きし、ゆいレールに乗り那覇市のど真ん中にあるレンタカー会社へ向かった。


『行かねばならぬ!美ら海水族館ラブ


那覇から美ら海水族館までは車で3時間以上はかかる…と事前に調べておったので逆算した朝9時にレンタカーを予約しておった私。


『ふふふ…ニヤリ私ってできる女だぞラブ


と、自分で自分を褒めつつ、レンタカー会社のお兄さんに規約を聞き、書類にサインし、いよいよ車と対面したのであるが…ナビを設定してくださろうとするお兄さんの姿を見て、私はよもやの事態に気が付いた💦


今更ながら…だが、私は免許はあるが普段は自転車移動🚲️が常の『運転音痴』💦

知らない土地の高速道路なんぞ恐ろしくてとてもではないが乗れん💦💦


私はお兄さんに


『ナビ…下道で設定してください。』


と、お願いした💦


『え!?高速じゃなくていいんですか?💦』


と、問われたが


『いいです。下道でお願いします。』


と告げ、一般道で美ら海水族館に行く…という暴挙に出たのだ。


『夜8時の返却でお願いします😊』


と、爽やかにお兄さんに見送られた私であったが…

余裕を持って3時間…のはずが、ゆうに3時間半近くかかり(運転音痴な上に一般道だからのぅ…泣)

美ら海水族館に着いた時には、すでにヘロヘロ状態であった絶望

車窓から見える美しいマリンブルーの海の景色は慣れない運転の疲れで脳裏から消え去り、


『遠い…遠すぎるぞ…沖縄をなめておったぞ…』と、淡路島を横断するレベルに考えていた私は、早くも帰り道の事を考えると陰鬱になった絶望


女ひとり旅、誰にも頼れぬこの辛さ…えーん

嗚呼…これが『ひとり旅』ってものなのね…えーん


と、弱気になる場面もありつつ、なんとか気を取り直し美ら海水族館を満喫しておった私ニコニコ

だが…ふと時計を見て仰天した💦💦


『ゲッ!?もう4時!?ゲッソリ


か、帰り道にパイナップルパークに寄り、パイナップル食べ放題🍍に参加してパイナップルをたらふく食べる予定であったのに…

レンタカーの返却時間は午後8時。

パイナップル🍍なんぞとてもじゃないが食べちゃおれん…


私は自分土産に買ったジンベイザメのぬいぐるみを抱え、慌てて車に戻り、四苦八苦しながら慣れないナビをセットし、美ら海水族館を後にした。



『思ったより遠かったけど楽しかったなぁラブ



だいぶ運転に慣れてきた私は軽快に車を飛ばした。

だが…何かおかしい。


そうなのだ。

私は帰り道のナビ設定を一般道にするのを忘れていたのだあせる


気付いた時には…私は高速道路に乗っていたゲッソリ


『イ、イヤ💦違う、違うぅぅ~大泣き大泣き大泣き


だがすでに車は高速の入口を通過しており、後には引き返せぬ状態あせる


ビュンビュンやってくる車に


『ギョエェ~!』


と絶叫し、左の白線を踏むと音が鳴る…というただそれだけの事に


『ああああぁぁ~!な、なんかお、音がした!音がしたぁぁ~!』


とビビりまくり、沖縄という見知らぬ土地の高速道路の上で私は1人、悶えまくっていた💦


やっと那覇インター付近に到着した頃には日も暮れ始めていた。

『ここまで帰ってくれば安心だぞニヤリ返却時間にも間に合う✨』

私はホッと安堵した。

だが…ここで車が渋滞でまったく動かなくなった💦

沖縄は車社会であり、夕方の渋滞はかなりひどいもの…というのを私は後日知ったが、この時はそんな知識なんぞ微塵もなく、すぐに緩和される渋滞だと思っていた。



う、動かない…

日はどんどん暮れ、空が暗くなってきた。

おまけにおしっこにまで行きたくなってきた💦


『お、おしっこしたいぞ…』


私は気を紛らわせる為、歌を歌う事にした💦

曲はBEGIN『オジー自慢のオリオンビール』である🍺


『し~ま~と付くもの、なんでも好きで~🎵』


歌いながら気が付いた。

よくよく考えてみれば、私は運転に必死で今の今まで車内で音楽ひとつかけていなかったな…と。

だがここまで来て、もう今さらナビをいじりたくない💦

四苦八苦しつつやっと設定できたもんをヘタにいじって再度設定できなくなったらそれこそ最悪である💦


私はアカペラで

『オジー自慢の~🎵オリオンビールぅ🎵』

と、更に熱唱したえーん





てゆうか…

ガ、ガソリンスタンドにも寄らねばならん…ガーン




慣れない運転、渋滞、尿意、迫るレンタカーの返却時間、立ち寄らねばならぬガソリンスタンド…


ここに来て女ひとり旅の辛さをまたも噛み締めながら、いよいよ私は高速出口へ向かうのである…



③へ続く。