とある人を食事に誘った。
その人は師走に入りとても忙しそうだったが、LINEのやり取りの流れで私から
『○日、時間があればお食事できませんか??またお返事聞かせてください。寒さ厳しいので風邪をひいたりされないよう、暖かくして過ごしてくださいね。』
というお誘いの内容の文をLINEした。
『了解です』
というスタンプが返ってきたので、
私はてっきり『○日の食事が了解』ということだと思った。
なので『ありがとうございます。○日、楽しみにしてます。』
と返信した。
だが…この忘年会シーズン、お店くらい予約しておかにゃならぬ。だがそれきり、連絡も何もない。
再度『○日、予定通りで大丈夫ですか?』とLINEしたが、既読スルー。
そして…
約束日前日、『できない約束はしないでほしいな』とイライラしていた私はハッと思った。
あの
『了解です』
のLINEは、○日の食事の誘いに対しての『了解です』ではなく、『またお返事聞かせてください』に対しての『了解です』だったのでは…と![]()
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私はこの人と付き合いは短いが、なんとなく繊細な人なのは分かる。
勘違い炸裂の私に『イヤ…そうじゃなくて…』と言い出せず、スルーを決め込んでいるのだろう。と思いが至った。
『分かりました。時間ができそうなら連絡します。』や『その日の予定が今はまだ分からないのでまたLINEします。』
と伝えてくれたら約束は保留というのは理解できるが
『了解です』
の一言だけでは少なくとも私は、その人の伝えたいことを推し量るのが難しかった。
希望的観測で『約束をした』と思い込んでしまった。
私が勘違いしておる段階で
『イヤ、違う違う💦ちょっと待って~!』
と、言ってくれりゃ良いものを『お察しください』スタイルを貫かれたので、勝手に『食事に行く』と思い込んで『ありがとうございます。楽しみにしてます。』とまで言ってしまった自分が物凄く恥ずかしかった。
日本語というのは難しい。
『了解です』『承知しました』がどの一文に対しての『了解』なのかに食い違いが生まれた今回。
特にLINEは文章だけのやり取り。相手の表情などが分からないのでもっとややこしい。
お相手にこっぱずかしさの余り、『すみません。勘違いしてました』とLINEしようかと思ったが、『お察しください』なスタイルを貫いた人に言い訳がましく更なる追いLINEをするのもイヤで、今回は静観することにした。
このような些細なことで誰かと気まずくなるのは不本意であるが、『違うって言ってくれりゃよかったのに』ともお相手に対して思うので、そこはフィフティフィフティ。
皆さまも顔の見えないコミュニケーションにはくれぐれも気を付けてください。
ちなみにこの繊細なお相手は殿方ではありますが、残念ながら仕事がらみの客人関係の方。
殿なら殿らしく。
勘違い炸裂女に『お察しください』なスタイルはできればやめて欲しかったぞ![]()
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