前回のお話
ほぉ…
やっぱりお義母さんは
自分の思っていたことと
違う事を息子が言うと
全部嫁のせいになるんだな。
ほーん…
ふーん…
それ、息子の案だからな？
夫「なんで自分の気に食わないことは
全部ココのせいにすんだよ。
俺が言ったんだよ、流行りの名前は
外そうって。」
義母「そんなんじゃないわよ…？
えぇ、そうなの？いいじゃないの
可愛らしい名前がいいじゃない？」
夫「いいんだよ、
俺らの子なんだから
俺らの責任で名前つけるの！」
義母「でもほら見てみなさいよ、
漢字も考えて、ほら、これなんか！」
そう言って見せてきたノートに
書かれていた漢字は
奇抜。
お義母さんの年代の感覚で
一生懸命ハイカラな名前を考えると
オシャレ、可愛らしさより
奇抜になってしまうらしかった。
字の組み合わせ、読ませ方、
どこを取っても何を取っても
奇抜。
思わず夫と顔を見合わせてしまった。
夫「(やっぱ、ないね。)」
私「(うん、ないね。)」
私「こんなに考えていただいて
ありがとうございます。
でもお気持ちだけありがたく頂戴して
おきますね。」
義母「何がいけないのかしら？」
私「その名前がいけないとか
悪いわけじゃなくて…
私たちの好みじゃないだけです。」
義母「じゃあ、あなた達は
どんな候補にしたの？」
夫「生まれて
役所に出すまで
母さんには
絶対言わない」
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香りも良くリラックス
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