今、2人に1人ががんにかかる時代と言われています。
今から 6～7年前に、従姉妹が三十代で、
2年前に、私より少し年上の従兄弟が、それぞれ がんで亡くなりました。
そんなこともあって、私の中では
がん＝死
という意識が強くなったように思います。
先日、親戚のお姉さん Mちゃんから、久しぶりに電話をもらいました。
子どもの頃、よく遊んでもらったMちゃん。
そのMちゃんが、がんを患っているということを聞いたのは、もう何年も前でした。
そのことを聞いた私は、悪いことばかり考え、
何もできず、連絡することもできず……
そんな私が病気になり、
自分もがんになったことを手紙に書いて送りました。
それを読んで、連絡をくれたのです。
Mちゃんは、6年前から 闘病生活をしていました。
抗がん剤治療も、手術も、何度も何度も繰り返し、辛い治療を頑張っていました。
私よりも はるかに辛い治療をしているのに、それでも私を励ましてくれます。
（ ; ; ）
2人で、たくさんたくさん話しました。
がん患者が2人揃ったら、どんな暗い話をしているんだろうと、思うかも知れないけれど、
決してそうじゃないんです
今回 話をしていて思ったのは、
二人共 決して後ろ向きではないということ。
むしろ、ものすごく前向き
病気になってよかったとは決して思わないけれど、
どうせ病気になってしまったのなら、
病気にならなかったら気づけなかったこと
病気になったからこそやれること
そういったことをやっていきたいし、伝えていきたい。
そんな想いは、私もMちゃんも 全く同じでした。
2人で実践しようと約束しましたよ。
病気になるまでは、100歳まで生きることは 不可能なことではないと思っていましたが、
今は、20年後、30年後はどうなっているか分からない という状況です。
でも、せめて 10年後は笑って元気でいたい。
そのためには、
今を精一杯 生きること。
後悔しない1日を送ること。
そう思いながら、
今を生きています。
