女王さまの休日 | Promised Land -帰りたい何処か-

Promised Land -帰りたい何処か-

わたしにとっての「約束の地」はどこなのか?

その答えを今探しています。



元エリートサラリーマンにして、今はドラァグクイーンのシャールが営む夜だけのカフェ、マカン・マランシリーズの最新刊。


マカン・マランシリーズは、4冊あり、それで一応は完結していたのですが、お話を続ける要素はあり、今回、続編が誕生しました。

発刊されたことを新聞で知り、早速予約。

年末から読み始めて、今年最初に読了した本となりました。


今回のお話は、シャールが台湾へ休暇に出かける話。シャールのお目当ては台湾珈琲だったのですが、シャールと時期を同じく常連のさくらと、シャールが昼間ダンス用ドレスや小物を製作、販売しているお店のお針子であるジャダ(彼女もドラァグクイーン)も台湾へ来るということで、現地で合流したり、新しい出会いがあったり。


今回、四つのお話から構成されていて、さくら、ジャダ、真奈、シャールが中心のお話になってました。それぞれの生き方に関しての物語。

勿論、今回の台湾の要素もかなり入っているし、また、今までの4作に登場した人物やエピソードも多分に入っていて、その後どうなったのか、までさりげなく触れられていたりで、マカン・マランシリーズのファンなら読み応えのある一冊だと思います。


物語の最後で、シャールが心の中でつぶやく言葉。

それは真だなと思いました。

『奇跡とは、縁でも偶然でもなく、現実にそれを執り行っている人たちの地道な努力が起こしたもの』


 「女王さまの休日」を読んで、私もいつか台湾に行ってみたくなりました。