私が病に倒れたのは、春馬くんが亡くなった時期と重なる。その2ヶ月後、チビが深刻な難病であることがわかり、根治治療として造血幹細胞移植が必要となった。2021年5月から移植に向けた治療を開始。2021年6月22日に移植したけど、その前処置からずっと大変なことが続いてた。
メンタル病みの24時間泊まり込み付添。
最初の3ヶ月は緊張感と、チビを助けたい思いと、どこか入院生活を楽しんでいるような余裕もあったけど、次第にチビが調子悪かったり、よく寝られなかったり、色んなことが重なって、もういっそ自分が死んだ方がいいんじゃないか、もともと(知らなかったとはいえ)自分の遺伝子が悪さしてる病気で、メンタルも病んで、生きてるのしんどくて、七階の病室から飛び降りられたらどんなにいいかと思うようになって。
そんなとき、ひとりの春友さんと出会った。
首都圏にお住まいであろうその方と、リアルでは一度もお会いしたことは勿論なかったのだけど、疲れ切った私に、春馬くんの映画のパンフや、カネ恋で玲子が食べていたクルミっ子を送ってくださった。どんなに励まされたか。
クルミっ子を紅茶といただいて、元気が出た。
春馬くんの過去の映画のパンフに涙が出た。
春馬くんは綺麗だった。
その後も、折に触れプレゼントを送ってくださった。今回は、改めてお礼を兼ねて、ご紹介。
一番上のイヤリングは(初めてその石の存在を去ったのだが)、グランディディエライトという希少石のイヤリング。石の意味は、『新たな冒険、旅立ち、集中』。
とてもエレガントなイヤリングで、太ってしまって今自宅でTシャツで過ごしてる自分に釣り合ってない…(でも好みなのでつけてるんだけどね)
このイヤリングを綺麗につけられるような体型に戻して、お洒落着やお仕事に着ていく服にサラッと上品につけられたらいいなぁと思います。
うむ、ダイエットだ!
そして、またいずれ職場へといい形で旅立てていけたらいいな(今すぐは無理だけどいずれは復帰したい)。
二つ目はお守りチャーム。
金沢の金箔が入っていて、真ん中の青い石はラピスラズリ。守護石です。
三つ目は、春馬くんも持っていた東京の日枝神社のまさる守。白い方はチビにあげました。
(わたしとチビの2人に、といただいたお守りでした)
私は春馬くんが持っていたのと同じ赤い方を。病院にいた時は、着替えを入れて持ち歩いてたトートバッグにいれてました。今は自宅でお祀りしてます(どこにつけようか思案中)
…こうやって振り返ると、タナトスに引っ張られてた頃、春友さんは会ったこともない私を心配して、引き留めて、付き添い頑張って、って応援してくれてたんだなと改めて思います。
私は一人じゃなくて、家族や、医療スタッフや、友達や、春友さんに支えられていたんだなって。
本当にありがとうございます。
汀の淵にいた私に、救いの手を差し伸べてくださって。