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銀翼のイカロス/池井戸 潤

¥1,620
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池井戸潤の「半沢直樹」シリーズの最新刊。
8月ごろに図書館で予約をしたのですが、早めの予約だったため
人気作にも関わらず4か月足らずで自分の順番が回ってきました。
(図書館で人気図書の予約待ちをすると、下手すると1年近く待つこともありますから・・・)

貸出しの時、司書の方に
「100人以上の予約が続いていますので(期限を厳守するよう)お願いしますね」
としっかり釘を刺されておりましたので、当然のことではありますが返却期限を
1日とて遅れるわけにはいきません。
ただ、最近忙しくてゆっくり読書している時間もないのも事実。
さて、時間を捻出するものか・・・と思っておりました。

でも、あまりに面白くて、昨晩睡眠時間を削って作った1時間と、
今日昼間年に1度のイベントに伴う、ほぼ毎年行くフリマの帰りに
カフェに寄って小一時間で読破してしまいました。


半沢直樹はドラマで全ての回をみていましたから、今となっては俳優さんの姿が
目に浮かびますね。
特に、黒崎検査官なんて(笑)


ロスジェネの逆襲を読んだときは、まだ半沢直樹がドラマ化されてない上に、
半沢直樹の前の作品も読んだことがなかったので背景が最初はよくわからなかったのですが
それでも半沢の人生訓のようなものと彼の力強い生き方、仕事のこなし方をみていて
素敵だと思っておりましたけど、今回も痛快でした。

いろんな難局があちこちにちりばめられてましたけど、
最後行きつくところに行きましたね。


かなりの痛みを伴いましたが、これで東京中央銀行も本当の意味で生まれ変わると
いいですね。(今回は中野渡頭取が去ることになりました。)


今回は政治家の話が絡んでいて、腐敗臭のする古だぬき政治家が成敗されたのですが、
現実世界、小渕元経産相をはじめ今の自民党は古い「政治とカネ」問題を持ったままの
方も多そうですし、また論理的思考ができてるとはとても思えない安倍氏をはじめとする
かの政権の閣僚の方々は物語に出てくる複数の政治家やその取り巻きに重なりました。
現実の世界でも彼らの不正を暴くか、(また彼らは不正が見つかったとしても厚顔無恥に
その地位にとどまる方々なので)半沢のような強い政治家がどこからか現れて
成敗してくれないかと最近真剣に思いますね。


半沢は論理的で芯が強い。それでもっていろんな駆け引きもうまい。
世渡りにソツがない、とはいえないですが、彼は本当の意味で優秀なバンカーだと思います。


楽しく読めました。
半沢直樹シリーズの次回作にも期待したいです。



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