ブログネタ:受験の思い出
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履歴書上は現役ですが、実は私は大学受験を2回しています。
そう、仮面浪人をしていたのです。
結果としては、仮面浪人時のセンター試験結果は現役時よりも良く、
出願した国公立大学にはすべて合格しました。
でも、「仮面」ですから、現役入学した大学も並行して行っていたわけで、ご丁寧に
1月2月は大学の定期試験と受験と両方の試験を受けるなんてことをやっておりました。
合格した大学は旧帝大の経済学部(当時、何を自分はやりたいのか
だんだんわからなくなってしまい、学歴ロンダリングがしたくて、もともと理系だったのに
受かりやすい経済学部を受けた)と、当時C日程でおまけで受けた薬学部。
せっかく受かったのだから行けばよかったのに、当時の私はやっぱり化学がやりたくて、
また、薬剤師という資格にもそんなに魅力を感じることができず、
田舎から関西に出て行って浴びたカルチャーショックと都会の雰囲気に無限の魅力を感じて
結局元の大学に戻っていった大ばか者です。
(でもちゃんと4年で卒業しましたよ。当時希望していた教員免許も取得してね。)
もっとも、私は現在事務系の仕事をしていますから、
あのまま旧帝大の経済学部を出て今の仕事に就いていたほうがよかったのかもしれないし、
また今の部署はたまたま医療関係のことが非常に絡む場所で、薬剤師の資格を持った方と
一緒に仕事をしている(7人グループ中5人が薬剤師、1人看護師、医療資格を持ってないのは
わたしだけ・・・)ので、あのまま薬学部に行ってもよかったのかもしれないし。
「薬剤師」という資格は、やっぱりなんだかんだいって現在のところ潰しの利く資格ですからね。
いろいろ回り道してあほだったなと思うこともありますが、
関西の大学の工学部を出て、某旧帝大の大学院に進学し、その後大手企業でたった2年だったけど
エンジニアとして働くことができて、その間いろんな人や物に出会いいろんな経験ができて、
それはそれですべて私の今に繋がっていると思います。
それだけのことが重なったからこそ、あのタイミングで今の会社に入り、そしてあのタイミングで
夫と出会い、結婚して、今おなかで子どもが育っている。家も数か月もしたら建つ。
ささやかかもしれないけど、でも、今私は幸せなんだと思う。
すべては起こるべくして起こり、出会うべくして出会い、だからこそ今がある。
無駄な事なんかなかったって信じたい。
・・・・というわけで、受験生の皆さん、悔いなきよう全力を尽くして頑張ってください!!