ブログネタ：5年前と今、どっちが幸せ？
参加中間違いなく、今でしょう。
５年前、といえば、２００６年。
このころ、と言えば適応障害がひどくなりつつあったころでした。
そして、元彼の結婚に打ちのめされ、仕事を手放したことを悔いて
就職活動するも、心の闇に体まで蝕まれていた私には
もはや勉強することも、面接に行くこともしんどくなっていたころ。
帰りたい何処かが見つからない。
もう手に入らない。
生きている意味がない。
なんであたし、こんなになって生きてるんだろ？
しんどい。楽になりたい。
そんなことを思って毎日を生き延びていた頃。
今、生きている意味があるのか、理想通りの人生に戻ったのかと言われると。
もう考えないことにした。
私がかつて追い求めていた「私」像は、
前職を辞めて、かつ何の資格もない私には、残念ながらもう手に入らない。
年も取ってしまったし。
先のことを考えたって仕方がないし、バリバリやっている学生時代の同期や
高校時代の友達、前職の同期と比べたって仕方がない。
先のことは考えない。
でも、その日一日一日を考えることはできる。
今の私に与えられたポジションで、ベストの仕事をする。
ちゃんとそれに対しての報酬は毎月もらっている。
一日一日を丁寧に生きていけば、また今とは違った景色が見えるはず。
その景色を今からあれこれ考えなくても、やがて見えてくるし、
丁寧に仕上げた仕事の結果は決して自分にとってどういう形の結果だったとしても
自分を傷つける可能性は低い。
焦らなくていいから、ゆっくりでいいから、一歩一歩ただただ実直に、
自分の気持ちに正直に歩いていけばいい。
そして、今の私には、「帰りたい何処か」がどこなのか、わかっている。
そして、そこは、手を伸ばせば届く場所。
毎日、確実に帰ることのできる場所。
夫のそば。彼のそば。
彼が笑ってくれたら、彼がそばにいてくれたら、それだけでいい。
帰りたい何処かがわかっている。
そしてたどりつける。
２００６年の夏は、初めて夫に出会った時だったけれど、
（奇しくも今日
じゃないかと思う。ちょうど５年前の。あ、うそ。記事は１５日だけど出会ったのは１４日だった
）
）このころのブログからもわかるように絶望の淵をさまよっていた。
夫との出会いがかすかな光だったんだ。
５年前のかすかな光がだんだんとその強さを増し、そして５年後、私を穏やかな場所へと導いてくれた。