大学を中退して、
精神を病んでいた年老いた天才数学者の父の面倒を見ていたキャサリン。
かつての天才数学者を敬愛して止まない彼の弟子、ハルは、
いつしかキャサリンへの想いも少しずつ育んでいた。
父親が亡くなった後に現れる一冊のノートが、この映画のキーだ。
そのノートには、画期的な数学の証明が書かれていた。
はじめハルは、それをキャサリンの父のものだと考える。
キャサリンの姉クレアもそう考える。
しかし、それはキャサリンが書いたものだった。
キャサリンもまた、エキセントリックなところがあるため、
父親同様精神を病んでいると周りは思っていた。
しかし、彼女は、繊細なだけで、たしかにエキセントリックなところはあるが、
彼女の父親のように精神を病んではいなかった。
彼女は、彼女の父親同様、並外れた数学的才能を持っていた。
「勉強はどこにいたって、どんな環境でだってできる。」
キャサリンの父親は、かつてキャサリンにそう言った。
どんなすばらしい才能を持っていても、それを持っているだけではダメだ。
磨くこと、そして、「できる」と自分を信じること。
この映画の言いたかったことは、こういうことだったのだろうか?
「博士の愛した数式」にも数学者が登場する。
同じ数学者といっても、こちらがモーツァルトだとしたら、
「プルーフ オブ マイ ライフ」の方はベートーベンって感じがした。
本題とは全く逸れるが・・・・。
I haven't kissed someone for a long time.... (注:英訳は私)
キャサリンがハルにキスされたときに呟いたこの台詞が、妙に私に突き刺さりました。
最後にしたのはいつだったっけ・・・・(- -;)