相手を瞬時に引きつける最強の話し方 | Promised Land -帰りたい何処か-

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わたしにとっての「約束の地」はどこなのか?

その答えを今探しています。

how to talk


最近、仕事で人前で話す機会が多い。
勿論、話す内容は決まっているので
最低限それだけを話せばそれで仕事としてはOKなのだが、
やはり、何度も話していると、きちんと相手に、
「しっかり理解してもらえるよう伝えることができたらいいなあ」
という欲が出てくる。


また、仕事で某会合のテープ起こしをしたのだが、
そこには私の発言、というか説明も入っており、
聴いていて忸怩たる思いがした。


なぜなら
「えーっと」とか「あのー」とか、そういう言葉を
発していることが非常に多かったからだ。


こういう話し方をされると、聞き手としては
あまり心地よいものではない。
私自身、他人がそのように話しているのを聞くのは
少々辛いのだ。



テレビのアナウンサーやコメンテーター、
そして最近ご結婚された紀宮様の発言を聞いていると、
彼らは、決してそのような言葉を発しない。
とても滑らかだ。



そこで、できるだけ滑らかに発言できるように
心がけるのは勿論のこと、
どうしたら相手に適切に、
そしてスマートに伝えたいことを伝えられるか、
ということについてのテクニックを磨きたいと思った。


で、この本を読んだ。


大学院の頃、担当教授がよく就職活動中の私達に言っていたことは、
「自分の研究を、極端な話、中学生にでも理解できるような
 説明をせよ」
 だった。


それは、自分の研究を熟知していないと、
何もバックグラウンドの無い人に噛み砕いて説明することは
とても困難だ、という現実に基づいたアドバイスだ。


どんな仕事についてもコミュニケーション能力は重要だ。
それと同時に、プレゼンテーション能力も
その道でプロになろうと思ったら、とても重要な能力だ。

たとえその内容がどんなにしょうもな、と自分で思えたとしても、
それを的確に、かつどんな人にもわかりやすく、
興味を持って聞いてもらうことは、
実はとても高度な技を要することかもしれない。



その力を持っている人間は、
物事をうまく整理し、理解する能力にも長けているはずだ。



私は将来的に、技術者、もしくは専門知識を生かした仕事に戻りたいと思っている。
既卒かつ現役から離れて久しい私がカムバックするには、
専門知識だけでなく、社会人として必要なこれらの能力を有していることが
重要になってくると思う。

日々の仕事の中で、訓練していきたいと思う。