さまよう刃 | Promised Land -帰りたい何処か-

Promised Land -帰りたい何処か-

わたしにとっての「約束の地」はどこなのか?

その答えを今探しています。

さまよう刃


妻の忘れ形見の大切な一人娘・絵摩を蹂躙された上、殺害された長峰。
そして、その犯人は、未成年・・・・。



犯人たちは、これまでにも何人もの女性を強姦してきた。
そして、その動機は、自分達の欲望を満たすこと、ただそれだけ。

その行為自体にも人間らしさは全くなく、
残虐性と、鬼畜のような行為が、全面にあるだけ。



この小説の中でのテーマ。


「罪を犯した少年達を更正し、その未来をきちんとするために
 ある少年法。

 

 しかし、その一方で、未来を奪われた被害者やその家族の痛みは
 全く考慮していない。

 

 そして、凶悪な犯罪を犯した、
 良心の呵責さえ持ち合わせない未成年犯罪者達は、
 本当に更正できるのか?

 

 少年法は、このままで本当にいいのか?」


人間らしい良心を欠如しているとも言える少年達が、
繰り返している暴力。
それによって、激しく傷ついたり、
未来を奪われたり、一生癒える事のない傷を負ってしまった人々。


そして、「少年法があるから、そんなにはブチこまれない」と承知で、
犯罪に手を染める・・・しかもゲーム感覚で・・・・作中の未成年犯罪者。
こんな人間の未来を、どうしてそこまでして保障する必要があるのか?
死んだ者は、これほどまでにないがしろにされていいのか?



どんな生き方をしようとその人の自由だけれど、
最低限、
せめて警察の厄介になるようなことだけは、
しないで生きてほしい。


誰も助けてはくれない社会。
うかうかしていたら仕事にさえありつけない社会。
仕事についたらついたで、それこそ死ぬほど働かされる現実。
「適量」という言葉など存在しない。
どこもぎりぎりの人数しか雇っていないから、
極限まで働かないと、仕事が回らない。



それに耐え切れないでフェードアウトすれば、
今度は仕事を得られない。



社会自体にも問題があるから、

こういうことが起こってくるのかもしれない。



だけど、せめて。
他人に迷惑をかけない
・・・特に犯罪には絶対手を染めないという、
最低限のルールだけは守って生きていってほしい。

人付き合いが下手でも、引きこもっていてもいい。
だけど、命の重さだけは、感じて生きていってほしい。


そうしたら、こんな悲しい議論はしなくて済むのに。