● 教会でのハープコンサート
大阪・奈良ヴォイストレーニング・アイリッシュハープ教室
【音楽サロン】 Cube Crea
こんにちは、清水祥江です。
9月20日、台風一過の日…
日本キリスト教団宝塚教会さん主催の、いきいきふれあいサロン・9月桜のつぼみと言う企画にて、歌とアイリッシュハープのコンサートをさせていただきました。
事前告知じゃなくて、事後報告になってしまいましたね(汗)
共演の永野京子さんは、クリスチャンであり、ゴスペルシンガーであり、ピアニストであり、私の音大の先輩であり、そしてお仕事仲間でもあります。
もう何年も前に、アイリッシュハープの音色に感銘を受けられ、自らもアイリッシュハープをお始めになりました。
プロテスタントの教会で礼拝の中で演奏されたり、様々な場所で活動されています。
今はコロナ禍で、ストップしてしまっていますが、こうなる前は、毎年彼女のお供でホスピスに演奏にいかせていただいたりもしていました。
私自身はクリスチャンではありませんが、小中高とカトリックの学校で育ったので、比較的、キリスト教については、妙な知識があったり、いろいろ思うところもあります。
クリスチャンの方にとって、讃美歌を歌う事は祈りと同じで、信仰の中でなくてはならないことのように聞いたことがあります。
歌を歌うと言うことが、まるで危なくて、よくないことのように、虐げられてしまっているこの2年余り…
感染リスクと言う名の下、仕方ないから…と最初のほうは思っていましたが、色々と矛盾していたり、疑問に思うことも多い昨今です。
この日の演奏も最初、私たちはマスクをしたまま演奏を開始しました。
しかし、1曲目が終わった後、会場の方から、よろしければマスクを外して演奏していただけませんか?とお声をかけてくださったのです。
率直にとてもありがたかったです。
やはりマスクをしたまま歌を歌う、話をすると言うのは声や体力の消耗と言う意味でも、かなりしんどく、大変ですし、どんなに頑張ったとしても悲しいかな、音楽的なパフォーマンスも、やはり下がりますから…
広いスペースで、お越しの方々の場所からも、距離がある程度取れていたので、お言葉に甘えて普通に演奏させていただくことができ、ありがたかったです。
クリスチャンの方が多いので、曲目の中には、もともとは讃美歌ではないけれど、日本語の歌詞で讃美歌として親しまれている曲をいくつか組み込んでおりました。
ご一緒に声を合わせて歌っていただけ、それもまた嬉しいことです。
ちょうど前日、イギリスのエリザベス女王の国葬の模様が放送されているのを、拝見しておりました。
その中で、ウェストミンスター寺院に響き渡る美しい讃美歌、聖歌隊の方々の歌声、バグパイプ奏者の奏でる、哀愁の音色…
映像の美しさも相まって、とても心に響くものがありました。
諸外国はマスクなどはせず、普通の生活に戻っている事は、ヨーロッパに住んでいるお友達からもちらほら聞いておりました。
映像を見て、やっぱりそうなんだ…と思いました(汗)
逆に日本の今の状況だけが、違和感に感じてしまうわけですが、人間の恐怖心と言うものは、科学的なデータとは関係なく、いちど植え付けられてしまうと、その人それぞれで、怖いとか、逆におかしいとか、感じていることはその人の主観であり、その人にとっては、それは真実であり、他人がとやかく言えることでは無いのですよね。
教会と言う清らかな場所で、本来あるべき、自然な状態で演奏させていただけたことに、心より感謝申し上げます。
ただ、歌を歌うと言うことだけでなく、誰かとお話をする、一緒にご飯を食べる、その他、普通に過ごせる状況が、1日でも早く戻ってくることを願います。
話がそれましたが、この日はここの教会の信者さん方が主にお越しだったと思われますが、私たち2人の演奏に涙してくださったり、心に重荷を抱えていたけど、気持ちが少し晴れたと言って笑顔でお帰りになっていくご様子…
まだまだ拙い私たちですが、より一層精進し、また皆様に演奏を聞いていただける日のために、頑張らなければなぁと、気持ちを新たにしました。
お世話になりました、日本キリスト教団宝塚協会の皆様、本当にありがとうございました。
この日は2人とも、フランスのカマックの、バルディック27と言うハーブを使用しました。
とても素敵なハープ なのに、何年か前に廃盤になってしまい、今は同じサイズのハープ はオデッセイと言う全然違うデザインと音色のハープ になっています。
オデッセイは軽やかで明るく豊かの音量で、もちろんこれはこれで素敵な楽器ではあるのですが、私は1番付き合いの長いバルディック27がとても好きだし、この楽器のどこか暗く、澄んだ音色がとても気にいっています。
残念ながら今は販売されていないので、中古で運良くゲットできればラッキーと言う位で、経年劣化と言うことを考えても、状態の良いものを見つけるのはなかなか難しいかと思われます。
カマックさんが再販してくれたらなぁと思うけど、そうじゃないからオデッセイが出たんでしょうね(笑)
私も永野さんもそうですが、大人になってから、専門以外の楽器としてハープと出会いました。
大変なこともありますが、やはりハープと出会ってから、人生の中でとても楽しいことも増えました。
なんといっても自分で演奏していても、ポロンポロンと奏でる音色が、何ともきれいに聞こえて、自然と幸せな気持ちになります。
多くの方々に、この小さな幸せを、知っていただけたらなぁと願っています。
いろいろなサイズのいろいろなメーカーの、いろいろなハープがある中で、ご自身に1番マッチしたものを、最短でたどり着けるように、アドバイスもしています。
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