何十年も前には東京ドームの前にはダフ屋がいました、「売るよ」と言ってないで「買うよ、買うよ」と言っていたのです。なので会社の帰りに余ったチケットを買ってと申し出ると、ポケットから幾つか硬貨を出して買ってくれました、きっと売れないと思いますけどね。あれは不正転売なのか。
そもそも商売って転売ですよね、ものづくりなら付加価値をつけてからの転売ですが、卸などは転売ですよね、でも双方にメリットがあるから商売になる。
チケットだけが転売はいけないのでしょうか、ダフ屋がいたころはタレントの本当の人気はダフ屋が高額で買ってくれるかどうか、でしたね。
東京で開催したオリンピックの選手村だったところが晴海フラッグとかの名前を付けられてタワマンになって売り出されました。抽選になってるとか。でも転売目的で業者などが大量に買いを入れてるそうですね。
不正になるかならないかは、自由経済市場に法律というルールを持ち込んで抵触したら不正、ルールがなければ不正にならない。資本主義ですからね。
ただ、十年以上前から書いてきましたが、新自由主義というポーカー経済は駄目ですね。カネさえ積めば幾らでも勝てる、というのはあきまへんと思います。