日本大学が大学などの外部評価を行っている大学基準協会から「不適合」とされたという報道が昨日ありました。
まあ、あんな理事長がいたのだから当然だと思うでしょう、私も思います。でもこれで国からの補助金の一部を申請できなくなるそうです。
学生は困りますよね、もしかしたら授業料の値上げにもなりかねません。学生の不祥事ではないのに。
ですから本来はこの手の補助金は学生に支給すべきものだと思うのです、過去にも書いてきましたが。各大学が特色のある運営をして学生を集めれば結果的に国からの補助金も大学に入ります、大学経営に資することにもなります。良い意味で大学間の競争にもなります。
大学へ補助金を出すのでは、学生にとって良い大学であるかないかに関わらず国から支払われる。そして最大の問題は大学が国（長年、自民党ですが）にとって都合の悪い教育をしたら補助金を打ち切れる、補助金をチラつかせて教育の方針を国がねじ曲げられるということですね。
補助金行政というのは選挙での買収と同じです。ですから常に国はヒモ付き補助金しか出さないのですね。一昨年の定額給費金は珍しいものでしたね。