菌とウイルス | 晴彩のブログ

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リブログ元の「疲労困憊したおじさん」が徳島大学名誉教授の大橋眞氏は『新型コロナウイルスは、コッホの原則を満たしていない』と主張していますが、これがデマであることを解説していきたいと思います!。と書かれていますので以下にリブログさせていただきます。確かにこの大橋眞教授は菌とウイルスを知っていながら敢えて混同してるのでしょうかね、狡い人ですね。

詳細はリブログ元をお読みいただければと思いますが。

冒頭の部分を一部転載させていただきます。

感染症の病原体を確定する条件として、コッホの原則(4原則)というものがあります。
 コッホの4原則
1. 患者からその菌の存在を証明する。
2. その菌を分離培養する(純培養)。
3. その菌を動物に接種し、類似症状が引き起こされる。
4. その動物から同じ菌が再分離される。

 これは1876年、ドイツの細菌学者ロベルト・コッホが、炭疽菌の純粋培養に成功し、これが炭疽病の原因であると決めた際に提唱されたものです。
 ここで気を付けなければならないのが、コッホの4原則は『細菌』について提唱されたものですから、ウイルスでは満たせない場合があるということです。

細菌とウイルスの大きな違いは、自身だけで増殖できるかどうかです。
細菌は細胞分裂により増殖することができますが、ウイルスは宿主細胞に感染しないと増殖することができません。ウイルスは宿主細胞の様々な機能を利用(ハイジャック)することで、初めて増殖することができるようになります。
 細菌は自分の力だけで増殖する必要がありますので、その増殖に必要な、たくさんの遺伝子を持っています。
単純なゲノムの大きさ(長さ)だけで言えば、例えば、炭疽菌は約550万塩基であるのに対し、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は約3万塩基です。
さらに、遺伝子の数は、炭疽菌は約6千個に対し、新型コロナウイルスは主要な遺伝子6個(”アクセサリー遺伝子”というウイルスの増殖を補助する働きを持つ遺伝子を含めて11個)です。
いかにウイルスの持つ遺伝子が少なく、その増殖が感染した先の宿主細胞に依存しているかが分かるかと思います。ウイルスは、宿主細胞の遺伝子を利用しなければ増えることはできません。

専門家としての良心がない人がいらっしゃる、困りものですね。