当ブログは、民青(日本民主青年同盟)について、どんな組織なのか、現役同盟員が紹介するものです(※組織公式ではありません)。

 

なんか「民青」という団体が勧誘してきたが、いったい何の団体なのか?

早口で色々言われてなんだかよくわからない方に読んで頂けたら幸いです。

 

前回、民青の目的は何か、という根本的なところを書きました。

 

一応もう一回言うと、

「目的」で、最も重要な箇所を抜き出すと、以下の二つになります。

 

日本民主青年同盟は、青年の切実な要求に応え、生活の向上、平和、独立、民主主義、社会進歩を目指す自主的な青年組織です。

日本民主青年同盟は、日本共産党を相談相手とし、援助を受けて、科

学的社会主義と日本共産党綱領を学び、自然や社会、文化について広く

学んで人間性を育み、社会の担い手として成長することを目指します。

 

私はその中でも、特に次の赤字部が重要ととらえています。

 

日本民主青年同盟は、青年の切実な要求に応え、生活の向上、平和、独立、民主主義、社会進歩を目指す自主的な青年組織です。

日本民主青年同盟は、日本共産党を相談相手とし、援助を受けて、科

学的社会主義と日本共産党綱領を学び、自然や社会、文化について広く

学んで人間性を育み、社会の担い手として成長することを目指します。

 

どんな印象を持ったでしょうか?

なお抽象的で意味がわからないかもしれません。

 

その意味するところは「目的」をしっかり読めば、ある程度何を言っているか理解することができるものですが、私なりの説明をしていきます。

 

【民青の目的①

日本共産党綱領と科学的社会主義を学ぶについて】

 

今回は、二つ目について、書いていきます。

 

なぜ日本共産党綱領を学ぶのか?

 

「今の日本の政治、日本社会には、なんとなくおかしなところがないでしょうか?」

この問いが出発点です。

 

例えば、

ブラック企業の蔓延、

非正規雇用率の増大、

卒業して多額の借金となる奨学金、

よくわからないまま上げられる消費税率、

減らされる社会保障、

拡大する貧困格差、

沖縄にずっと固定される米軍基地....

などなど、の問題があります。


「まあなんとなくそう思う」

「普通にそう思った」

という貴方は、これらの問題の原因をなんとなくでも考えたことはありますか?

 

民青では、日本社会のおかしさの原因を次の二つと考えているのです。

 

①政治が大企業財界のいいなりになっている。

 

②政治がアメリカのいいなりになっている。

 

民青の「目的」にはこのように書かれています。

 

青年の苦しみは、どこからうまれているのでしょうか。

それは、戦後長くつづいてきたアメリカいいなり、大企業優先の政治にあり

ます。

戦後60年以上もたつのに、日本にはいまだに130カ所ものアメリカ軍の基地がおかれています。日本の自衛隊は、アメリカ軍の指揮のもとにおかれ、アメリカの世界戦略の一翼を担わされています。アメリカは、日本に軍事費の拡大やアメリカ式の経済ルールをおしつけています。この大もとには、日本をアメリカの支配のもとにおき、日本の主権を侵害している日米安保条約=軍事同盟があります。

また、日本のひとにぎりの大企業は、アメリカに従属しながら、日本の政治、経済を思うままにしています。このもとで、ヨーロッパなどでは考えられない長時間・過密労働や差別的な不安定雇用、中小企業・下請いじめがまかりとおり、大企業がばく大なもうけをほしいままにしています。環境やくらしを無視した大規模開発で、自然が破壊されています。

このようにアメリカいいなり、大企業優先の政治が、青年の夢やねがいをつぶし、平和と民主主義をおびやかしているのです。

これは一体どういうことなのか、どんな実情があるのか、

それを学んでいくのが民青(の活動の大きなひとつ)です。

 

この①と②というのは、日本共産党の「綱領」という文書に書かれています。

綱領というのは、政党にとっての理論的支柱であり、政党の指針です。

 

今の日本社会の問題を考えていくと、だいたいはこの二つに突き当たるのでは?という分析が、日本共産党の綱領第二章でされているんですね。

 

加えて、ただ原因を学んで「はい、知識を得ました」で終わるのではなく、それを探求することによって、ではそれを変える展望は何か?というところにも話が繋がる、というのも大きな点です。

 

なぜ、科学的社会主義を学ぶのか?

 

そんな日本共産党綱領は、「科学的社会主義」の視点に立っています。

 

「資本主義」という言葉をつくったのは誰だと思いますか?

これは「資本論」の著者、カール・マルクスです。

 

19世紀、カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスが、資本主義の構造を理論的に分析しました。彼らの立場は、「科学的社会主義」と呼ばれています。

 

大局的な話になってしまうのですが、資本主義には利潤第一という性質があるために、搾取や経済格差の拡大、環境破壊などの問題があると考えられています。

そうしたことから、資本主義は人類の最終の在り方ではないのではないか?その先の社会構造があるのではないか?ということを探求していきます。

 

民青の「目的」にはこのように書かれています。

科学的社会主義は、社会発展の法則をあきらかにし、人類の知識を集大成してつくりあげられたものであり、歴史や科学の発展とともに不断に豊かにされていく、生きた学説です。

(中略)

将来の社会主義・共産主義では、人間による人間の搾取もなく、抑圧も戦争もない、真に平等で自由な人間関係からなる共同社会をつくるとしています。

 

まああちょっとオーバーな表現の感じもするかもしれませんが、歴史の大局的な視座でも社会を捉えていく、ということなんですね。

 

社会の担い手として成長する、とは?

 

このような学習を通じ、日本国民としての主権者意識を高めつつ、ではそんな社会の中で自分はどう生きるか、ということも考えようじゃないか、というのが民青です。

 

ただ単に知識をたくさんつけてインテリになろう、という団体ではありません(単純な知識量だけで言えば、例えば難関大学の受験勉強ほどのものでは全くありません)。

 

社会の実情を知ろう、社会の構造を知ろう、社会の変わる展望を考えよう、

では自分はその中でどう生きるか、そこまで考える、ということを目指す団体なのです。

 

民青の「目的」にはこのように書かれています。

みずからの幸せを社会の進歩にかさねて生きるのかどうかが、私たち青年に問われています。

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次回は、目的のひとつ目、

「青年の切実な要求に応え」について書いていきます。