どうもこんにちは。
このブログは、
民青(日本民主青年同盟)
について、どんな団体なのか、現役同盟員が紹介するものです(※公式ではありません)。
民青は世間的な知名度は高くないため、
前情報もないところにいきなり新歓や街頭などで声をかけられた方にとって、得体の知れない謎団体と思われることも実際多いと思っています。
この団体はどんな団体なのか?
一言でいうと、
「日本共産党綱領と科学的社会主義を学び、青年の要求実現をする団体」
というのが最有力の答えです。
でも、これだけではちょっと意味不明です。
ということで、
民青という組織の「目的」について、詳しく書いていきます。
民青とはどんな団体なのか?
それは、民青の「目的」という公式文書に書かれています。
全文引用します。
※文字の装飾化は私の判断です。
日本民主青年同盟の目的
「充実した生き方をしたい」「社会に役立ちたい」「核兵器と戦争のない世界をつくりたい」――こんな私たちのねがいは、今日の激動の時代にいよいよ切実となっています。
私たちはいま、どんな時代に生きているのでしょうか。
20世紀から21世紀にかけて、世界は、民族抑圧から民族独立へ、専制政治から民主政治へ、搾取と抑圧から生活と権利の向上へと、社会進歩の方向に大きくかわってきました。20世紀はじめわずかにすぎなかった民主共和国は、いまや世界の大勢となりました。アジアやアフリカの植民地は、つぎつぎと独立しました。この歴史の進歩は、それをはばむものとたたかう人民と青年のたゆまない努力によってかちとられてきたものです。
こうした歴史の大きな流れにそって、みずからの幸せを社会の進歩にかさねて生きるのかどうかが、私たち青年に問われています。
私たち青年は、21世紀を生きる世代です。この時代を、地上からいっさいの核兵器と戦争をなくす時代に、そして、一人ひとりの人間がひとしく尊重され、民主主義が花ひらく時代にできるかどうかは、私たち青年の肩にかかっています。
「未来は青年のもの」です。みずからの人生をたくすことのできる確かな未来への「羅針盤」をもって、新しい日本と世界への扉をひらこうではありませんか。
(一)
日本民主青年同盟は、青年の切実な要求に応え、生活の向上、平和、独立、民主主義、社会進歩を目指す自主的な青年組織です。
いま職場では、過労死までうむきびしい労働強化と低賃金、不安定雇用が、青年のくらしと権利をおびやかしています。農業青年も、明日の農業に希望をもてないでいます。学生は、世界一高い学費と就職難に苦しめられ、勉学の権利をうばわれています。若い女性は、就職や職場での差別をうけています。高校生は、受験競争やきびしい校則にしばりつけられています。
そして、いまなお数万発もの核兵器が存在し、青年にふたたび銃をもたせようという自衛隊の本格的な海外派兵の危険な動きがすすんでいます。日本各地に存在する原発は、国民の生命と安全をおびやかしています。地球の環境破壊も、私たち青年の未来に暗い影をおとしています。
この青年の苦しみは、どこからうまれているのでしょうか。
それは、戦後長くつづいてきたアメリカいいなり、大企業優先の政治にあり
ます。
戦後60年以上もたつのに、日本にはいまだに130カ所ものアメリカ軍の基地がおかれています。日本の自衛隊は、アメリカ軍の指揮のもとにおかれ、アメリカの世界戦略の一翼を担わされています。アメリカは、日本に軍事費の拡大やアメリカ式の経済ルールをおしつけています。この大もとには、日本をアメリカの支配のもとにおき、日本の主権を侵害している日米安保条約=軍事同盟があります。
また、日本のひとにぎりの大企業は、アメリカに従属しながら、日本の政治、経済を思うままにしています。このもとで、ヨーロッパなどでは考えられない長時間・過密労働や差別的な不安定雇用、中小企業・下請いじめがまかりとおり、大企業がばく大なもうけをほしいままにしています。環境やくらしを無視した大規模開発で、自然が破壊されています。
このようにアメリカいいなり、大企業優先の政治が、青年の夢やねがいをつぶし、平和と民主主義をおびやかしているのです。
民青同盟は、日米安保条約をなくして、ほんとうに独立した平和で民主主義の日本の実現をめざします。大企業の身勝手な横暴を民主的に規制するためにたたかいます。憲法の全ての条項をまもり、とくに平和的民主的諸条項の完全実施をめざして活動します。青年・学生のくらしと権利、勉学・生活条件の改善のために奮闘します。民族的な伝統を大事にして、民主的な文化をまもりそだて、スポーツ、レクリエーション活動をひろげ、友情と連帯をはぐくみます。
民青同盟は、アメリカと大企業優先の政治をきりかえる青年の共同と団結をつくるため積極的に役割を果たします。
いま、労働組合や農業青年団体、学生自治会、生徒会、文化・スポーツをはじめさまざまなサークルやボランティア、青年のグループなどが多彩な活動をくりひろげています。青年の要求を実現し、平和、独立、民主、中立のあたらしい日本を実現するためには、こうした青年の共同と団結が必要です。民青同盟は、青年の一致する要求の実現に積極的にとりくみ、青年諸団体・青年との共同をひろげます。
民青同盟は、自主独立の立場にもとづき、世界の青年との連帯のために活動します。
こうした青年の運動と共同をささえ発展させるためにも、職場、地域、学園に強く大きな民青同盟をつくります。
(二)
日本民主青年同盟は、日本共産党を相談相手とし、援助を受けて、科
学的社会主義と日本共産党綱領を学び、自然や社会、文化について広く
学んで人間性を育み、社会の担い手として成長することを目指します。
科学的社会主義は、社会発展の法則をあきらかにし、人類の知識を集大成してつくりあげられたものであり、歴史や科学の発展とともに不断に豊かにされていく、生きた学説です。私たち青年が、これらを学んでこそ、科学的なものの見方や考え方、ほんとうの生きがいをつかむことができます。
日本共産党の綱領は、この科学的社会主義を日本の現状に応じて発展させ、日本の社会発展の道すじをあきらかにしたものです。綱領は、アメリカと大企業優先の政治をつくりかえ、政治・経済・社会のあらゆる分野で「国民が主人公」となる日本をめざしています。それは、いますぐ社会主義・共産主義をめざすのではなく、資本主義の枠内で民主的な改革を一歩一歩すすめていくものです。そして、将来の社会主義・共産主義では、人間による人間の搾取もなく、抑圧も戦争もない、真に平等で自由な人間関係からなる共同社会をつくるとしています。
科学的社会主義と日本共産党の綱領を学んでこそ、民青同盟が青年の夢と希望を実現するための先進的な役割を果たすことができます。
科学的社会主義の理想をかかげて最初に国づくりにふみだしたソ連は、レーニンの指導のもとに、民族独立の権利をはじめ八時間労働制、男女同権、社会保障制度をいち早く宣言し、実行しました。また、大量殺りく兵器を禁止する国際条約の実現に貢献しました。科学的社会主義の運動は、20世紀の歴史をきりひらくうえで大きな役割をはたしてきました。
スターリン以後のソ連の指導者は、他国を武力でおさえつけて、国内では国民の自由をうばい、経済も上から命令するようになりました。このように、レーニンの時代とはまったく逆の道をすすみ、科学的社会主義の立場からはずれたために、社会主義とは無縁の人間を抑圧する社会となって、旧ソ連の体制は崩壊したのです。
旧ソ連の崩壊は、資本主義の優位性をしめすものとはなりませんでした。いま、貧困と格差の拡大、くりかえす不況と大量失業、地球環境の破壊など、資本主義の矛盾がふきだしています。21世紀は、資本主義を乗り越えた新しい社会をめざす流れが大きく成長し、発展する時代です。
(三)
日本民主青年同盟は、侵略戦争に反対した戦前のたたかい、旧ソ連や中国の干渉や横暴をはねのけた自主独立のたたかいをはじめ、どんなときにも青年の利益をうらぎらず、社会進歩をすすめてきた輝かしい歴史と伝統をもつ青年組織です。
民青同盟の前身は、1923年4月5日に創立された日本共産青年同盟(共青)です。当時の日本は、「天皇が主人公」の暗黒政治のもとで、国民と青年の権利がないがしろにされた時代でした。天皇制政府は、国民と青年を野蛮な侵略戦争にかりたて、2000万人以上にものぼるアジア諸国民と350万人もの日本国民の命をうばいました。
この時代に、日本共産党のみちびきのもとに、侵略戦争反対、「国民が主人公」の政治の実現をかかげてたたかったただ一つの青年組織、それが共青です。共青同盟員たちは、きびしい拷問や弾圧をうけ、命をうばわれることもありましたが、青春をかけてたたかいぬきました。それは、日本国憲法の「主権在民」「恒久平和」の原則として実をむすんだのです。
戦後、旧ソ連や中国などの大国が、民青同盟と日本の青年運動に干渉をくわえてきたときに、民青同盟は、自主独立の立場をつらぬいて、この横暴とたたかい、干渉をはねのけました。こうしたたたかいをくりひろげた青年組織は、世界でも民青同盟だけです。旧ソ連の崩壊は、民青同盟のたたかいの正しさと先駆的役割を証明しています。
どんな困難なときにも、青年の利益と社会進歩のために不屈にたたかってきた伝統をもつ青年組織だからこそ、民青同盟は、青年の要求とねがいを実現する先頭にたち、独立・民主のあたらしい日本の実現にむけて奮闘できるのです。
日本民主青年同盟は、青年が世界と日本を熱く語り合い、みずからの青春と社会進歩をむすびつけて生きる青年の組織です。日本共産党を相談相手に、援助を受けて活動し、生活の向上、平和、独立、民主主義、社会進歩をめざすこと、科学的社会主義と日本共産党の綱領を学ぶことで一致できるすべての青年にひらかれた組織です。
激動のいま、私たち青年の夢と希望がふくらみ、ほんとうに自由で生きがいのある青春をおくれる社会をつくるために、多くの青年のみなさんが、ともに歩むことを心からよびかけます。
はい、長かったですね( ゚Д゚)
厳密には「目的」というよりかは、まだ組織に入っていない人に向けた「自己紹介」になっているようにも感じますが、ここには、民青という団体が何を目指しているのか、どういう性格や役割、歴史をもつ組織なのかが書かれています。
とはいえ、この文書の中で最も重要な箇所を抜き出すとすると、以下の二つになります。
日本民主青年同盟は、青年の切実な要求に応え、生活の向上、平和、独立、民主主義、社会進歩を目指す自主的な青年組織です。
日本民主青年同盟は、日本共産党を相談相手とし、援助を受けて、科
学的社会主義と日本共産党綱領を学び、自然や社会、文化について広く
学んで人間性を育み、社会の担い手として成長することを目指します。
次回に続きます。