今回も、またまた俳句ネタで。
まず、先日の句会で先生から特選に選ばれた、仲間の一人「天狗様」の作った句です。
「街灯に拡げてゆらぐ蜘蛛の網」
季語は「蜘蛛」。夏の季語です。
この句には「淀君」と「呉服屋の順々」の2票入ってました。
*ちなみにみんなの作った句:約40句の中から、特選1句を含み5句選句します(5票入れられます)。私は「蜘蛛」については、他の仲間の句を取りました。
蜘蛛の巣を表現する言葉として「蜘蛛の囲」という言葉があります。この場合「囲」は「い」と読ませます。「囲い(かこい)」という意味ですね。
先生の講評によると、蜘蛛の巣の様子を「蜘蛛の囲」と言わず、「蜘蛛の網」と言ったところが良かったとのこと。
「蜘蛛が一番いい場所で、大きく蜘蛛の巣を作って、エサを取る気マンマンで、待ち伏せしてる様子」がよく出ているというわけです。
なるほど、待ち伏せしてる蜘蛛の様子が目に浮かびますね。
さらにこの句の「ゆらぐ」というところを「そよぐ」とするとさらに良くなるということでした。
さて、前置きが長くなりましたが、
今日のブログの本題はここからです(笑)。
その「そよぐ」という字を漢字で書くと、なんと「戦ぐ」と書くんですよ。
みなさん知ってましたか?
お暇な時にwardあたりで試しに「そよぐ」を変換してみてください。「戦ぐ」と出ますよ。
ちなみに【戦】を(先生の持っていた)辞書で引いてみると、
①たたかう。たたかわせる。
②いくさ。いくさをする。
③おののく。おそれふるえる。みぶるいする。
④そよぐ。ゆれうごく
書かれていました。
「ふるえる」が「ゆれうごく」となり「そよぐ」となったのかなぁ、なんてところで、話はまとまったんですが、「天狗様」の句をそのように直してみると
「街灯に拡げて戦ぐ蜘蛛の網」
お~っ、ますます蜘蛛のやる気が伝わってきますね~。
第一戦闘配備完了!って感じです。
いつもながら、先生の推敲の妙には、感動させらせれますわ。