来年のF1のレギュレーションが少しづつ決まり出してきました。
まずは、散々引っ張ったタイヤサプライヤーが今年限りで撤退を表明しているブリヂストン(BS)からピレリに決定したと言うこと。久しぶりにF1にピレリが帰ってきたと言った方がきっと正しいかもしれない。ピレリが最後にF1を過ごしたシーズンは1991年が最後。20年ぶりに復活を遂げたピレリ。近年ではWRCでのサプライヤーが記憶に新しいところ。市販品でのイメージが「値段が高いだけ」という個人的なイメージを持っているメーカーですが、今年のBS以上にF1を盛り上げてくれるようなポテンシャルを持つタイヤを供給してくれる事に期待しましょう。
次に、可変式リアウィング使用可能になったという点。
今現在の流行になっている「Fダクト」は来年からは使用禁止に。その代わりに登場するのが、可変式リアウィング。レース中にドライバーの任意で可変可能となり、オーバーテイクを促す目的ということだが・・・可変角度を間違えたり、ウィング可動部が何かの理由で壊れて重大事故の原因にならないのかとちょっと疑問を持ちます。というか、どういうシステムで可変させるの??
次は、KARS復活。
昨年は一部チームで使用されていたKARS。今年のシーズンでは各チーム間で使用しない事を「協定」で結ばれていた。来シーズンからは再び使用するチームが登場するらしい。ぱっと思いつくチームは、フェラーリ・マクラ-レン・ルノー・BMW(撤退)・ウィリアムズといったチームだったが、来シーズンからは使用するチームが増える事が予想される。例えば、メルセデスGP・レッドブル・フォースインディア?・ロータス?が新たに搭載が予想される。(個人的予想も含む)ヴァージンやHRTは予算面的に搭載は難しいと思われる。(と言うか、来年もチームは存続されているのだろうか?)
そのKARS搭載を受けて、マシンの最低重量が現行より20kg上乗せされ640kgに変更される。これはドライバー重量を含めた点は今までと同じだが、仮にKARSを乗せないチームがあった場合はウエイト調整がマシン性能に響きそうなレギュレーションではある。
最後に、予選107%ルール復活。
この数年のF1では消えていたこの107%ルールだが、来シーズンからは復活するそうだ。ルールでは、「予選Q1における最速タイムの107%を超えたドライバーはレースに出る事を許されない。しかしながら、フリー走行で相応しいタイムを出している場合などは例外的な状況でスチュワートがレースへの出走を許可する場合がある。2人以上のドライバーがこの方式で受け入れられた場合、グリット順はスチュワートによって決定される」とのこと。
このルールが現状のタイムで考えると、確実にHRTやヴァージンは的にされるようなチームになる。ロータスは若干飛びぬけている感があるので、このルールでも決勝は問題なく走れそうだ。
まだ来シーズンのレギュレーションがすべて決まったわけではないが、これを見る限り何だか面白そうな展開が予想される。
そして、まだ一枠空いている来シーズンの新規参入チームの枠。いろいろと噂がでているが、どこのチームが新チームとして参戦してくるのかも楽しみなところではある。