下宿のおばさんが具合が悪いということで、次の下宿を探さなければならなくなりました。
学校の教務課に行って相談すると、下宿先を紹介してくれました。

➆引っ越し先は学校の正門から1キロほど東に行った小原という方のところで、同居していた友達と一緒の下宿でした。
しかし、今度は別々の部屋に住むことになりました。
そこにはしばらくいましたが、自炊をしてみたいと思い、北30条の市電近くの山本商店というアパートです。

➇小さな商店で、2階に炊事場のある8部屋ほどあるところでした。
しばらく住んでいると高校の同級生もそこに引っ越してきて、楽しい日々を過ごしました。
冬はめちゃくちゃ寒いので、窓は二重になっていましたが、それでも冬は氷がびっしり貼りました。
それで薪ストーブを付けました。燃料はおがくずを固めたおがたんというものでした。

➈そこにしばらくいて、今度はそこから1ロほど南に行った市電の近くの谷川さんというお宅の2階に
間借りすることになりました。
そこでは、初めて下宿した仲さんの隣の部屋にいた人と一緒に住むことになりました。
そこのご主人は北海道電力に努めている方ででした。
冬になると1トンほどの石炭手当が出るとのことで、地方によってはいろいろ仕組みがあるんだとびっくりしました。

➉そこには1年ほどいて、次は何と前にいた山本商店に行く事になりました。
そこには卒業するまで住んでいました。

昭和43年2月まで住むことになります。3月までいると部屋代がかさむので、卒業式を待たずに実家に戻りました。

続きは次回

以上