今回は次の人を取り上げます
・エリック・フレミング
・デビッド・ジャンセン
・リッキー・ネルソン
・チェ・ゲバラ
1)エリック・フレミング(41歳)(1925.07.04-1966.09.28)
アメリカの西部劇テレビドラマ「ローハイド」で隊長フェイバー役
ローハイドではクリント・イーストウッドのロディも有名で、現在90歳を過ぎても
映画出演、脚本、監督も務めて活躍しています。
ローハイドが放送された当時、エリックフレミングも人気で、3人で来日した時も
大変フィーバーしていたのを覚えています。
しかし、別の映画のロケ中の不慮の事故でペルーで、41歳の若さで亡くなってしまいました。
ローハイドは私が中学生のころだったと思います。本当に残念でなりません。
2)デビッド・ジャンセン(48歳)(1931.03.27-1980.02.13)(死因は心筋梗塞だそうです)
小さいころから子役で出ていたそうですが、見たことはありません。
私が見たのは、テレビドラマ「逃亡者」のリチャードキンブル役で、妻殺しの汚名を着せられ、
毎回、窮地に立たされるも、どこからか優しい人が現れて、ジェラード警部から逃れます。
いつもハラハラして見ていました。ジェラード警部はいかにも憎らしい、いやな奴だと
思っていました。
最後は、妻殺しの真犯人片腕の男が見つかり、ジェラード警部に射殺されてしまいます。
キンブルの吹替えが睦五郎で、渋い声で、いかにも寂しそうで、追い詰められている様子が
目に浮かぶようでした。デビッドシャンセンが来日したときに会っているそうです。
3)リッキー・ネルソン(45歳)(1940.05.08-1985.12.31)(飛行機事故)
私が彼を見たのは、映画「リオ・ブラボー」の若い保安官助手で、その中でディンマーチンと
歌った「ライフルと愛馬」がめちゃくちゃ良かったです。飲んだくれだったデインマーチンと、
弾きながら歌った「ライフルと愛馬」そしてウォルターブレナンと歌う「シンディ」も
なかなか良かったです。
リッキーネルソンは、いかにもアメリカの美男子という顔で、一目ぼれするようでした。
散歩のときには、西部劇の歌として毎日のように聞いています。
もっともっと聞きたかったと思っています。
4)チェ・ゲバラ(39歳)(1928.06.14-1967.10.09)
チェ・ゲバラと言えば、何をした人かというよりも、髭を蓄えたその風貌で良く知られている。
アルゼンチン生まれの医者であり、革命家である。
裕福な家庭に生まれて、医者になったが、その後友達と南米を回り、資本家に搾取されている
状況を見て回る。そんな状況を変えるには武力による革命しかないと活動するが、グァテマラの政権から
追われることになり、メキシコに逃れたとき、フィデル・カストロと出会い、1959年キューバ革命を
成し遂げる。
その後、アルゼンチン人でありながら、キューバ政府の要職に着き、世界各国を訪問している。
日本に来て、トヨタや三菱重工を訪れたそうだが、当時の池田勇人通産大臣とも会っているのに
日本の新聞はほとんど報道しなかったので、知っている人は少ない。
その後、カストロとは次第に離れ、1965年国際的な革命家を目指し、アフリカやチェコにも行き、
最後はボリビアでとらえられ、処刑されてしまった。
彼としては本当に無念であったに違いない。
2008年、娘のアレイダ・ゲバラさんが日本に来て、父ゲバラが訪れた広島の原爆記念館も訪れている。
以上