筑波大学は春休みに入り、高校生達も受験が本格的に始まってきたんじゃ無いかと思います。

今日は、筑波大学医学類を受験する受験生に向けて、筑波大学の二次試験の得点開示と二次試験のアドバイスを書いていこうと思います。



昨日出すつもりだったんですけどどうしても時間が無くて出せませんでしたすいません。




まず僕の得点開示から。筑波大学は出願の時に開示を求めるか求めないかを決められるんですけど、開示を請求すると4月20日くらいに家に得点が郵送されてきます。
こちらが僕の得点開示です。ドン!



数学252/300
物理108/150
化学120/150
英語186/300
センター830/900
面接350/500
合計 1846/2300

実は僕二次試験の結果あんまり良くないので公開は恥ずかしいんですが、まあちゃんと受かってるので胸を張って見せればいいかという気持ちで見せています。



1科目ずつ見ていきましょう。






まずは数学。僕は数学が全部の教科の中で一番苦手です。難しい問題は基本的に完答できませんし、旧帝大や国立医学部を目指す受験生の中では平凡な方です。
とは言っても医学部を目指す身なので受験生全体で見ればある程度できる方ではあります。

数学は大問が6つで、本番では完答3つ、最後の設問が分からなかったものが3つでこの点数です。
解いた感触としてはかなり悪くて、この数学の出来だけで1日目に不合格を確信したくらいです。

でも蓋を開けてみると結局は8割以上取れてて驚きました。恐らく筑波大学の採点は途中点をかなりくれるタイプの採点なんだと思います。それか、実は結構できていたか。






次は理科です。ご覧の通り結果はあんまり良くない感じ。あとで話しますけど、筑波大学の入試問題は全学類共通(選択問題は学類によって違う)なので全体的に難しい問題は少なくて、医学類だと、点数を取りに行くというよりは、どれだけ落とさないかの高得点勝負になってきます。
得意なはずの物理と化学でこの点数でよく受かったなという感じです。
僕は物理に関しては東進の記述模試で全国1位を何回か取ったことがあるくらいには得意だと思っていたのですが、入試本番では問題の解き筋がみえなくて全然解けませんでした。不甲斐ないですね。
化学はそこそこ解けた気がしたんですけどこの程度。いい結果とは言えませんが最低ラインは死守してるなという感じ。








次は英語。英語も僕は得意な方だと思っていました。過去問をやっても試験時間の半分くらいで終われますし、8割は絶対に下らない自信がありました。

この年の英語の文章も全然難しく無かったんですが、なぜか選択肢問題が全く合ってない。試験会場でも選択肢問題は死ぬほど悩みました。
もはや答えがないんじゃないかと思うくらい。今でも僕は出題が悪かったんじゃないかと疑っています。

これは言い訳ではなくて、今年受かった同期はみんな総じて英語の点数がすごく低かったです。
英語どう思った?と聞くと
皆口を揃えて「問題がおかしい」と言っていました。








最後に面接試験です。面接は基本的に差は付かないんじゃないかなーと思ってたんです。でもみんなの点数開示を見てびっくり。低ければ170点くらいの人から、高ければ450点くらいの人までいました。
普通に面接の点数で落ちる。
まあでも350あれば十分でしょう。
↓面接のお話はこちらの記事を読んでください。




↑よく読んでみたら僕が受けた面接試験の内容書いてなかったのでそれも明日か明後日に出します。





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※追記です
面接の点数が170点だった人も受かったのか?という質問が来たのでコメント欄で答えさせていただきました。
その人の点数配分を載せたかったのですが、僕はその人とあんまり仲良く無いので、僕の仲良しで面接の点数が低めだった同期の点数配分を載せておきます。
許可は取ってあります。

開示は今見つからないそうですが、だいたい
数学280/300
理科270/300
英語240/300
センター815/900
面接230/500
合計 1835/2300
って感じらしいです。


面接こそ低いですけど他の科目はめっちゃ高いですね。ちなみに彼は九州の名門高校出身です。
面接低いからと言って落ちるわけでは無いってことです。もちろん他の勉強ができるから受かるわけですけど。

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さあ、どうでしょう。受かる気がしてきたでしょう?
「あ、なんだこの程度の点数でも合格できるんだ。」
と思うでしょう?


その通りです。僕は見栄を張るのが嫌いなので言いますが、こんなヘボ点数でも受かります。安心してください。
でも、こんな平凡な点数見ても合格するレベルの実感が湧かないと思うので僕の年の首席の点数を載せておきます。↓




数学279/300
物理150/150
化学131/150
英語207/300
センター844/900
面接400/500
合計 2011/2300


これが今年の合格者最高点です。参考までに。
ちなみにこれはフットサル同好会の女子部エースMさんの点数。
Mさんはスポーツデーの記事に登場しています。
記事はこちら↓のリンクから飛べます


やっぱ首席ともなるとすごいですね。













ここからは二次試験までの過ごし方についてちょちょいとお話しします。


筑波大学の二次試験の点の配分ですが、これは本当になんでもいいです。筑波大学の問題はどれも難易度に差がないので点数の取り方は三者三様です。
好きにしてください。





試験までの過ごし方も教科ごとに話しましょうか。

と、その前に全部の教科に関して言えることですが、
基礎に忠実に。そして、新しい参考書には手を出さないように。


この時期から新しいことをしても逆効果です。今までやったことを丁寧にやり直すことで受験生活で得たことをブラッシュアップしましょう。自分のやってきたことを信じましょう。きっと大丈夫です。






数学は僕はこの時期は過去問を解きながら
「一対一対応の数学」という問題集を解いていました。何周も何周も。決して難しい問題集ではありませんが、これを何度もまわす事で基礎を固め直して、ムラのない力を養えました。

理科は基本的に過去問だけ。あとは「重要問題集」という問題集を少しだけやっていました。


英語は過去問と、英単語・熟語の復習。僕は英語に自信があったと言いましたが、それはこの英単語・熟語の力に支えられていたと言っても過言ではありません。大晦日にある東進の英語1000題テストで全国30番くらいでした。(微妙?)


面接対策は何も無し。強いて言えば聞かれそうな質問をメモ帳にまとめて読んでいました。





全体を通して言えることは、難しいことは何もしていないということです。ただひたすらに今までやっていた事を復習して力を落とさない、穴を埋める
こんな簡単なことしかしてません。僕の周りの人たちもみんなこんな感じです。

受験を終えて実感するのは、とにかくこの時期に新しいものに手を出してはいけないということですね。
試験への不安から何かしなければならないと思う気持ちが出てきてしまうのは分かりますが、全てが中途半端になって逆に落ちますので気持ちを抑えましょう。






あと、これだけは言っておかなければならないと思っているので言いますが、僕は二次試験の2週間前くらいから、緊張のせいで完全に勉強へのモチベーションを失って1日4時間くらいYouTubeを観ていました。勉強は1日8時間くらい。
観ていたのは『しゅうゲームズ』というゲーム実況のチャンネルです笑 僕は彼の動画にメンタルをかなり救われました。(こういうのってアメブロで書いてもいいんでしょうか?)


受験期直前にゲームしちゃダメとかYouTube観ちゃダメなんて言うつもりはありません。
息抜きがなくても勉強を続けられる人はほんの一握りしかいませんから。
ちゃんと勉強時間を確保した上でたまに息抜きをしてリラックスしましょう。








入試まであと8日。受験生は入試の前日まで伸びると高校の先生が言っていました。僕もそう思います。
最後まで諦めないことが大事です。
焦らず、かつ全力で最後まで戦い抜いてください。












それでは今日はこの辺で。さよなら〜👋