今年は大好きな大きな宝石(ルース)を少し多めにご紹介させていただきます^^ | 「宝石人生」始まりは14歳 刀根川 実のプライベート。

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今年は大好きな大きな宝石(ルース)を少し多めに

ご紹介させていただきます^^




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ある尊敬する方よりコメントいただきまして、

その中に、小さ目の宝石は自分自身で楽しめる。

大きな宝石は自分自身とそれを見る人達も

皆で楽しめる。


このコメント
にとても共感させていただいたという事も

あるのですが、僕自身この宝石業界、

皆さまのお陰さまで宝石学校時代の2年間を

含めますと29年目に入らせていただいております。


同じことを29年間してきたという中でも、

ある時期は物凄くジュエリーの作りに拘った時もあり

またある時期は、ルビーに魅了されたり、サファイアに

魅了されたり。


今は、ほぼ全てに拘り終えた末にカラー・ダイヤモンドや

大きな宝石(ルース)に魅了され続けています。


以前から、2個とない物いわゆるレアと呼ばれる

宝石(ルース)は僕自身いつも魅了され続けている

ものです。


お客さまに尋ねられた時に「ありません」っという

返答がないぐらい様々な宝石(ルース)を

ストックしています。


しかしながら、宝石(ルース)も奥が深く、

この歳になってもまだまだ、取り扱ったことのない

カラーの宝石(ルース)、主にダイヤモンド等が現れ

毎日が驚きと感動の日々です。


自己最高の宝石(ルース)を扱わせていただいた

大きさはミャンマー産のスター・サファイア、

74カラットだったと思います。

丁度親指と人差し指で丸をつくった大きさぐらいです。




カット宝石(ルース)でしたら、やはりこちらもサファイア

ミャンマー産の50カラットを超える大きさ。

ルビーよりは個体価格がおさえられるという

理由もありますが、どちらにせよ4ケタ万円は

優に超えます。


これらの宝石(ルース)を扱う時は一般にいう

ピンセットは使えません。(大きすぎるので)

2本指で持って扱います。 醍醐味ですね。


最も希少とされ現在でもほぼ市場に出回る

ことがなく、伝説的なカシミール産のサファイアも

数回取り扱わえていただいたこともございます。

も~博物館や国際オークションレベルの

宝石(ルース)達ですね。


大きい宝石といいましても、ダイヤモンド・ルビー

・サファイア・エメラルド以外の宝石(ルース)でしたら、

以外と手軽に手に入れられるものも

多くありますので、その感じの宝石(ルース)も

今年は少し多めにご紹介させていただきます。


確かに金属を素敵なデザインで加工するジュエリーも

楽しいと思いますが、向き不向きで言いますと、

やはり宝石という名の通り、メインに宝石(ルース)を

あしらって、必要最小限の金属でセットして

仕上げる方が僕は好きかもしれません。


29年間皆さまのお陰様で様々なデザインの

ジュエリーを自社の工房で直接作らせていただいて

来ましたので、経験豊富と自負させていただける

だけの量は手がけています。


今年も皆さまにジュエリーをお楽しみいただけ

もっともっと宝石ファンになっていただければ

嬉しいです。