「北斗サーガ系譜まとめ11」から続く。

https://ameblo.jp/minorudaburu/entry-12547554132.html

 

http://inri.client.jp/hexagon/floorA3F_hb/a3fhb600.html

このサイトには上海や開封のユダヤ人について詳しく書かれている。秦惟人氏(中央大学講師。

「日本上海史研究会」のメンバー)は『上海人物誌』(東方書店)の中で「『陸のシルクロード』

も『海のシルクロード』も古くからユダヤ人の生活舞台であり、8~12世紀にかけてこれらの

地域がイスラム世界に包摂される様になっても、引き続き活動の場を広げていった。元々イスラム

世界には『ユダヤ人』という考え方はなく、『啓典の民』ユダヤ教徒として、自治が認められ、

各都市で一定の役割を与えられる様になっていた」「最近『海のシルクロード』と呼ばれる様に

なったインド洋・南海交易圏には、航海・造船技術の点でも中国より先進的な海洋民が活躍して

おり、8世紀以降はイスラム化され、ダウ船と呼ばれる三角帆の構造船が航海の主役となっていた。

そこにはイスラム教徒だけでなく、アラブ圏のユダヤ人やアルメニア人も含まれていた」と述べている。

●「月氏ウィキ」では、秦始皇帝の時代、中国の北方では月氏が強盛だったが、紀元前2

世紀に匈奴に敗れてからは中央アジアに移動し、大月氏と呼ばれる様になった、とある。
西域の「大月氏国」とは中国の呼び名で、実質は「クシャーナ朝」。大月氏国は三国の西側の最大勢力。
クシャーナ朝とは、中央アジアから北インドにかけて、1~3世紀頃まで栄えたイラン系の王朝。

ホラズム(中央アジアに位置する歴史的地域)地方の大月氏系諸侯は、クシャーナ朝とは別の独立王国を形成していた。
クシャーナ朝の歴代王の内、「2世紀後半がフヴィシカ、3世紀前半がヴァースデーヴァ(ダースベイダー?)」。

大月氏はソグディアナに西遷後トハリスタンを征服した。トハリスタンは、イランの

北東の一部、アフガニスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、及びトルクメニスタン

の一部に当たる。クシャーナ朝初代王の時代にはもうトハリスタンまで支配地域だった。

 

 

●インドネシアでは、生息地の減少や密猟のせいでスマトラトラが絶滅

の危機に瀕してるらしい。そういえば北斗や蒼天にも虎が出て来たなー

中国では虎は「漢方薬の材料」にされるんだそうだ。密猟も大方中国人の仕業だろうな。

●三蔵法師の特集観た。玄奘三蔵法師を守護する「孫悟空・猪八戒・沙悟浄」は、これも

「三斗(北斗南斗元斗)宗家の拳の伝承者達」にしても面白いんじゃないかと思ったわw

玄奘は13歳で中国の仏教学校の試験に合格し、プラバーカラミトラ(天竺

の大学で仏教理論を学んだ高僧)に教えてもらって天竺を目指す気になった。

インドのナーランダーまで往復6万kmの旅。仏教の最高峰「ナーランダー大学」。

628年に長安を出発。玄奘も空海の様に行く先々の現地の言葉を僅か3日でマスター。

幾多の苦難を越え、633年、ナーランダー到着。ナーランダーは「知恵を

与える場所」という意味。生徒1万人、教員1500人がいる、仏教学の中心地。

玄奘はこのナーランダー大学で「10名しかいない高僧」に昇り詰める。

他の宗教も交えた「地方国の国王主催の弁論大会」でも玄奘は勝ち抜き、18日間、夜まで論破し続けた。

本場でもトップになったのだ。そしてまた苦難を越えて、645年長安に帰還。

持ち帰った600以上の教典を「唯識論100巻」として完訳し、「大唐西域記」の執筆と、

600巻20万字の「大般若経」完訳も成し遂げた。664年、64歳で死去。空海や安倍

晴明を書いた夢枕獏は玄奘の事も書きたかったらしい。北斗サーガの外伝で描いてもいいよなw

●イモリの遺伝子を研究して「再生能力」を得ようとの動きがある。

イモリは目のレンズや脚を再生出来る事から、人も「事故で失った体の一部」や「切れた

神経」を再生出来る様になるかも知れないとの事。天斗の再生能力にも通じるものがある。 


●秦朝は「紀元前221~紀元前206年」。前漢は「紀元前206~後8年」、後漢は「25~220年」。
イエス・キリストは「紀元前6から紀元前4年頃~後30年頃」。応神天皇の在位は「3世紀後半~4世紀初め」。
乙巳の変は「645年」。空海は「774~835年」、寧波からの帰国は「806年8月」。

安倍晴明は「921~1005年」。安徳天皇は「1178年12/22~1185年4/25」(享年6才と4か月)。

●密教の教典はサンスクリット語(梵字とも言う)で書かれている。インドのサンスクリット語はラテン

語やギリシャ語と共通のルーツを持つ言語で、中国語とは文法・発音・イントネーションがまるで違う。

空海は長安に到着後、インド出身の僧からサンスクリット語を学び、僅か3か月でマスター。

中国語もサンスクリット語も使いこなす空海は恵果和尚に見込まれ、密教の奥義を授けられた。

●774年に今の香川県で生まれた空海。空海の先祖は、外洋船で日本に来る渡来人を支配下に置く、

地方の豪族だった。なので空海は中国語や朝鮮語が飛び交う環境で育ち、自然に中国語を覚えていった。

日本語と中国語を使いこなした空海の様なバイリンガルは、脳の使う領域が広い。

脳は使えば使うほど新たな神経回路が作られる。だから空海はサンスクリット

語もマスター出来たのである。北斗一門も密教だからサンスクリット語は必須。

●「アーッ」と唱え続ける密教の瞑想法「阿字観」をやると、自律神経

が安定してリラックス出来るんだそうだ。空海はこれで船酔いを防いだ。

●船が難破し漂着した時に、検分に来て訝しむ中国の役人を説得する為、空海は中国語で状況説明の

「名文」をしたためた。中国人が熱を入れて読まずにはいられないほどの、後世に残る名文なんだそうだ。

●中国は「第3のルート=北極海航路」を開拓するついでに北極の資源開発までやるつもりらしい。この貪欲さは世界の脅威だ。

●天皇は少なくとも1800年間は万世一系である事がどの学会でも確定している。 

第10代の「崇神天皇」は実在が確認されており、この人が「神武天皇」に当たるんじゃないかと言われている。

 

 

●「蒼天攻略読本」は、いい材質の紙を使った、殆どフルカラーでメッチャ豪華な作りだった。

内容も、「本編読むよりも」興味そそられて面白い仕上がりになってる。凄く整理されている。

イチゴ味の出張漫画とかもあるし、凄く贅沢だ。これで1000円は安い。あの「南斗孤鷲拳シン」の

記述が初めて成された、北斗第1部の豪華版「北斗読本」に迫る出来だ。すごくサービス精神に溢れてる。

●「アジアの島国」は全部で10か国。日本、台湾、インドネシア以外では、シンガポール、

フィリピン、ブルネイ、東ティモール、スリランカ、バーレーン、モルディブがある。

●「皇帝の時代」は「長城の時代」でもあった。長城建設は「前3世紀の

秦の始皇帝から17世紀の清の康熙帝まで」。どちらも「シンの名君」。

●「輪廻転生」と「幽体離脱」についてはまだ全てが科学で解明された訳ではない。

前世の記憶が特定の実在する人物の秘密と一致したケースがあるからである。

これを受けて、物理法則とは別の素粒子から成る「意識の世界」があるのではないかと言う科学者もいる。

今「意識の科学」というものが研究されていて、「心臓が止まると意識は脳から

離れ、宇宙に拡散するのではないか」という議論が真剣に為されているのである。

「アカシックレコード」や「ブラックホール情報パラドックス」等も興味深いしね。 
●「キリスト」は「ナザレのイエス」と呼ぶのが正しい。

「キリスト」の綴りと意味は「christ(救世主)」であって「killist(殺人家)」ではない。 
●「禁断の果実」が「リンゴ」とは聖書には書いていない。 
リンゴには「邪悪」の意味があったからそう見做されたが、ざくろや梨等の説もある。 
●イエス最大の奇跡は「自身の復活」である。その復活を祝う「イースター」は西洋最大の祭り。

 

 

●マヤ文明は紀元前10世紀からある「一次文明」。今マヤの研究をしているのは日本人が多い。 
グアテマラには「神殿ピラミッド」があちこちにある。ピラミッドとは「山信仰」である。

人間が高いものを築こうとしたらエジプト同様自然とこの形になるのだろう。 
マヤ文明の都市は極めて厳密に東西南北を意識して造られている。 
古代マヤ人も高度な文明の知識を獲得し、様々な天体の動きを知り尽していた。 
詳細な天体観測から「1年が365日と4分の1日である事」を正確に計算していたのである。 
●太陽の動きを計算して神殿も建てた。春分と秋分に神殿の中央から太陽が昇り、

その両脇の建物からは夏至と冬至に太陽が昇る。これで乾期と雨期も種蒔きの

時期が分かった。太陽の動きが分かっている王は人民から「神聖」と崇められる。

ティカル遺跡の中央広場にある2つの神殿は「東西を結ぶ直線上」に建てられている。

あと、「ライダー」という科学調査で判明したが、密林にはまだまだ多くの遺跡が埋もれている。 

●18世紀末位にヨーロッパで「サンスクリットがインドとヨーロッパをまたがる言語の元

である」という事が分かって、そこから「アーリア人神話」というものが生まれて、「我々

こそが始源を受け継いでいる優等民族である」という考えが起こってきちゃったんだって。

「インド・ヨーロッパ語族」が「ゲルマン民族」で、「セム・ハム語族」が「ユダヤ民族」。

そこでユダヤ民族排除の動きが起こる。「始源を求める旅は必ず差別構造を内包する」んだそうだ。 

●第2次世界大戦終結後、スカルノが独立宣言をしたにも拘らず、旧宗主国のオランダが

インドネシアの再植民地化を試み、イギリス等の支援を受けてインドネシア独立戦争が勃発した。

日本軍からは多くの兵士が残留し、武器を供与し、住民達を訓練すると共に、自ら戦闘に加わる等した。

独立戦争終結後、インドネシアでは多くの元日本兵が独立戦争への功績を讃えて叙勲された。彼ら全員が「国葬」である。

 

 

●仏教の「三宝」、ヒンドゥー教の「三身一体」、キリスト教の「三位一体」(父と子と聖霊

という神の3つのペルソナ)、ギリシャ神話の「運命の三女神」、ギザの「三大ピラミッド」

(ピラミッドの側面も三角形)、「天下三分の計」、 ピタゴラスの「三平方の定理」、ニュートン

の「運動の三法則」、オリオンの三ツ星、過去・現在・未来。古来より「3」は神聖な数字である。

「北斗サーガ裏設定集」では「東方の三賢人」も「三斗(北斗南斗元斗)宗家の其々の伝承者」という事になっている。

●空海は満濃池復元工事に画期的な排水システムの「余水吐き」やアーチ型堤防を用いた天才土木技師でもあった。

●今の「ゲノム編集」の元となる「クリスパーキャス9」は、30年前に九州大学の石野良純教授が「古細菌」

のゲノム解析をする中で発見し、2020年にノーベル化学賞を受賞した「原始的免疫システム」である。

●「南斗宗家の拳」は「超能力」だが、アメリカでは1995年に廃止されるまで20年もの間、「超

能力部隊」が実際に活動していた。ソ連の建造物を遠隔透視し、「超巨大な潜水艦工場で、ミサイルの

発射管が艦の前方にある」と的中させたり、それまで極秘だったステルス機の形状を言い当てたりした。

「電話がかかってくる相手が分かる確率」は一般人でも高く、テレパシー能力は人間誰しもが持っている

能力。人間の意識が具体的なものに変化をもたらす例としては、あの「9・11」の直後に世界中の乱数発生

器が数日間乱れた事等が挙げられる。目を塞いでいるのに、片方が視覚に刺激を受けると、同じタイミング

でもう片方の脳の視覚を司る領域が反応した例もある。乱数発生器は「量子の機械」。人間の意識のパワー

が量子に影響したとも考えられ、テレパシーは(空間を越えて瞬時に影響し合う)「量子もつれ」で説明する

事も出来る。ただ「予知能力」だけは科学でも解明出来ない。「虫の知らせ」の能力は誰にも備わっており、

人間の秘められた能力の1つである。「素潜りの得意な人は未知の臓器の脾臓が発達している」という様に、

宇宙空間の様な環境に出ればガンダムのニュータイプの様にそうした能力も発現していくのかも知れない。

 

 

●リジェネシスでの「予言」は、「ノストラダムスの大予言」、即ち「ミシェル・ノストラダムス師の予言

集全10巻」にした方が良かった。これはもう「オカルト」というより「古典」の域にまで来ているので、

そろそろ漫画の題材として解禁してもいいだろう。そもそもが、北斗サーガは「199×年の核戦争」と

いう、謂わば「ノストラダムスの予言が実現したパラレルワールド」なのだから。ノストラダムスは16

世紀のフランスの占星術師。この当時の占星術は、人体を小宇宙と考え、体の各部と星座を対応させる等、

医学とも融合していた。ノストラダムスの生きた時代は織田信長やルネサンスの頃で、ペストも大流行していた。

彼は1555年に「ミシェル・ノストラダムス師の予言集」を初めて出版し、これは最終的に全10巻、四行

詩は939篇に及び、西暦3797年までの事を予言したとしている。ノストラダムス自身は「正確な日時

等を書くと未来を修正しようと動くので、わざと古フランス語で記し、単語も少し変え、曖昧な表現に留めて

おく」としている。ノストラダムスはパリの王妃お気に入りの占星術師となった。フランス革命やナポレオン

のロシアでの敗北、普仏戦争での敗北等、社会不安が高まる度にフランスでは解釈本が数多く出版された。

神秘主義に傾倒したヒトラーはノストラダムスを利用してオカルト戦術を展開。フランスを空爆すると共に、

空から予言詩を印刷したビラをばら撒いた。ドイツのプロパガンタとして、占星術師カール・エルンスト・

クラフトの解釈本も広められた。イギリスもこれに対抗。占星術師ルイ・ド・ウォールにでっち上げの予言

を作らせたりした。1973年には日本のオカルト作家・五島勉が「ノストラダムスの大予言」を出版。

ヨーロッパでは余り注目されていなかった「1999年7の月」の詩を「世紀末の人類滅亡」として

解釈し、センセーショナルな話題を呼んだ。オイルショックや公害問題、核への恐怖等も相俟って、

73~74年当時は「終末ブーム」となった。オウム真理教の麻原彰晃もノストラダムスに心酔。

 

 

1989年、ノストラダムス書籍研究家のミシェル・ショマラの下へ麻原が「予言書の調査をしたい」とやって来た。

「原書に自分が救世主として描かれている箇所はないか?」と言うのである。ショマラは「ノストラダムスを正確

に理解するには古フランス語を勉強しなくてはならない。古フランス語を英語に翻訳し、それを更に日本語に翻訳

するやり方では理解は難しい。更に執筆当時の時代背景も分かっていなくてはならない」と諭したが、麻原は1995

年に地下鉄サリン事件を起こした。「人類滅亡の予言」を実現する為にハルマゲドンを目指したとも言われる。

「北斗サーガ」はどうせなら人類史から宗教史まで全てを網羅した壮大な作品にしようぜ!

「裏死海文書」とかだと「エヴァ」と設定が被ってしまうしなw

●目隠しをして文字を読める人達がいる。人にはまだ見ぬ感覚が備わっている様だ。五感以外の方法

で物理世界から情報を受け取り、データを集める事が出来る。そんな未知の力があるのかも知れない。

●動物の世界には第6~7の感覚もある。鳥が磁場を感知出来るのは有名な話だ。

オーラやエネルギー場と言えば怪しい響きだが、動物にあるのなら人間にもあり得る。

カリフォルニア工科大学の研究者が2019年にある発表をした。

人間はエネルギー場を感知出来るだけでなく、地球の磁場も感知出来るという。

人間の脳内では電荷と電場により様々な現象が起きている。

だから脳の周辺の磁場が変わると脳内の現象にも影響が生じ、小さな磁場を感知出来るのだそうだ。

●「目を使わない視覚」は作家のルネ・ドーマルが最初に提唱した感覚だ。

彼は指先で色を感知出来るか試した。箱に異なる色のハンカチを入れて、指先で色を当てる実験をしたのだ。

催眠療法のマルコス・ラッチェンズも同様の実験を行なったが、実際に指先で色を感知出来た人物が1人いた。

彼女は8割の正解率で色を識別したのだ。皮膚にはオプシンという蛋白質があり、これが光を感知して体内時計を

調節している。オプシンが光を感知するなら色を感知する事もあり得る。人が何かを知覚する方法は謎に満ちている。

 

「北斗サーガ系譜まとめ13」へ続く。

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