読売新聞によると、九州ひぜん信用金庫(本店・佐賀県武雄市)は、先日、元役員の男性が、定期預金として顧客から預かった現金約4,300万円を着服していたと発表しました。
発表によると、男性は2000年4月7日から2024年3月12日までの間、顧客に定期預金作成を持ちかけ、5人から預かった計約4,300万円を着服していました。
偽造した証書を交付して、隠ぺいしていたようです。
男性は退職し、2024年3月、顧客の1人が定期預金解約のために長崎県佐世保市の九州びぜん信用金庫本島支店を訪れ、偽造した証書を提示したことから発覚したそうです。
金はパチンコや外食費に使用しており、「申し訳ないことをした」と着服を認めています。
男性とその家族が一部を返済し、残りを九州びぜん信用金庫が立て替えて支払いました。
既に長崎県警に相談しており、刑事告訴するかどうかは検討中だそうです。
九州びぜん信用金庫は、「再発防止を講じ、内部管理態勢強化を図る」などとしています。
偽造できるような状況だったので、内部統制に不備があるんでしょうね。
当然、いつかバレると思いますが、なぜそのまま退職したのでしょうか?
こういう人が役員をしていたのですから、根本的なところから変えないと、また同じようなことが起こるような気がしますね。
顧客に定期預金持ちかけ偽造証書渡した九州ひぜん信用金庫の元役員が4,300万円を着服していたことについて、あなたはどう思われましたか?