国税局が不動産会社と社長らを3,200万円の脱税容疑で告発! | 体脂肪率4.4%の公認会計士 國村 年のブログ

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 マンションの売買や賃貸を手がける東京都港区の不動産会社が約1億3,500万円の所得を隠し、約3,200万円を脱税したとして、東京国税局が不動産会社と社長(49)を法人税法違反の疑いで東京地検に告発したことがわかりました。

 関係者によると、不動産会社は、2016年3月期までの2年間に、教育研修費などの名目で架空の請求書を取引先に作らせ、資金を振り込んだ後にキックバックさせていたそうです。
 こうした実態のない経費を計上して、所得を少なく見せかけていました。

 不動産会社は、「国税庁から指摘を受けたのは事実。修正申告し、納付手続きを進めている」と弁護士を通じてコメントしているようです。

 最近、架空の経費を計上して脱税する事件が多いですね。
 どうやって発覚したのか分かりませんが、片方の経費となるということは、もう片方の売上となることに気づいていないんですかね?

 あとは、先方がキックバックをどう処理しているのかが気になりますね?
 『節税』の方法はたくさんありますので、『脱税』ではなく『節税』をしましょうね。

 国税局が不動産会社と社長らを3,200万円の脱税容疑で告発したことについて、どう思われましたか?