ピアノの消音ユニットをおすすめしない理由 | ピアニスト石田みどりオフィシャルブログ EverLasting

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オリンピックの開会式、素敵でしたね〜キラキラ

IMAGINEと、上原ひろみさんと、沢山のドローンで描いた地球に感動しましたおねがいキラキラキラキラキラキラ

 

 

 

ところで私は、

 

ピアノを弾く時は、断然生ピアノルンルン

それもグランドピアノでなくっちゃあ!

 

なんて、贅沢なことを思っています照れ

 

アップライトや電子ピアノを仕事で弾く機会もありますが、やっぱり気持ちの入り方が違う…

 

(というより構造的にタッチレスポンスやダイナミクスが違うんだから、違和感あって当たり前)

 

でも

 

いざ練習を始めると何時間でも時を忘れて弾いてしまうので時計

 

 

ご近所への騒音問題が気になるし汗

同居の家族や猫ニコたちにも迷惑かけたくない汗

早朝でも深夜でも時間を気にせず演奏したいメラメラ

 

そこで、グランドピアノを買った時に

消音ユニットをつけたんですキラキラ

 

ですが、今では後悔…えーん

 

 

 

そこで、ピアニストから見たピアノの消音ユニットについて考えてみたいと思いますひらめき電球

 

 

 

そもそも消音ユニットとは?

 

ピアノ内部に消音バーというのを取り付け、打弦直前でハンマーを止めて音を出さない仕組みになっています。タッチをセンサーで読み取り、ヘッドフォンを繋いで音が聴けます。機種によっては、音色変更ができたり、録音・再生機能を搭載したものもひらめき電球取り付けは自宅のピアノを移動せずアップライトなら3時間程度で装着可能。値段は工費を入れて20万程度。

 

 

 

消音ユニットのメリット

 

・周囲への音を気にせず弾ける

・場所を取らず、コンパクト

・音色変更、録音・再生、デモ演奏など、生ピアノに無い機能を楽しめる

 

 

消音ユニットのデメリット

 

・打鍵音のカタカタはかなり煩い

・電子部品なので10年程度で寿命

・タッチの違和感あり

 

 

…こんなところでしょうかニコニコ

 

 

結論から申し上げますと!

 

消音ユニットつけるより、アコースティックピアノと電子ピアノの2台持ちを推奨

 

 

消音ユニットは、場所を取らずに電子ピアノの最大の利点である『音を消せる機能』を手に入れられると思いがちなんですけど、

 

いやいや、打鍵音かなりうるさいです雷

 

 

こちらご覧ください↓

 

 

何も弾いてない時は、47-48dB程度の部屋の中で

 

ピアノを弾いてみると↓


ピアノ弾いている時は、100dB前後

 

消音ユニット使用しても、80dB前後

 

ちなみに、電子ピアノの打鍵音は65dB前後でしたひらめき電球

 

消音ユニット使用時のの打鍵音、けっこう大きいですよね〜びっくりなんだかバタバタとはた織りしてるような音で、夜間は使えませんショボーン

 

しかも、鍵盤が少し浅いところで止まるので、

弾いていて違和感極まりないえーん

無駄に力が入ってしまい、手もすぐに疲れてしまいますダウン

 

しかも、やはり電化製品なので寿命が10年程度。私のは5〜6年で不具合が出て今は全く使っていません。

 

しかし、使ってないから取り外してもらおうと思ったら、そう簡単ではないんですビックリマーク一度取り付けたら、取り外しても消音ユニットの痕跡が残るので、ピアノ売却時に値が下がる可能性がありますひらめき電球もう取り付けてしまった場合は、このまま外さずに、むしろ消音ユニット付きということをメリットとした方が良いようです。

 

 

 

さて、そんなわけで私は消音ユニットは使わず、グランドピアノと電子ピアノを併用し、長時間練習する時は主に電子ピアノを使っています。最近のはタッチも音質も相当良くなっているので、充分練習になりますひらめき電球なにしろ誰に気を遣うこともなく、昼夜問わず、ひたすら没頭練習ができるのは有り難い音譜

 

ちなみに鍵盤の幅は規格で決まっているので、電子ピアノで練習したことは、ちゃんと生ピアノで再現できますよキラキラ【訂正とお詫び】調べてみたら鍵盤幅は国際規格で決まっているわけではありませんでした。訂正しお詫び申し上げます。標準的な幅として1オクターブ165mmになるよう19世紀後半より各メーカーが統一し始めたそうです。電子ピアノも同様の幅で作られているので練習にはなります。

 

 

ただ、お子様や初心者ならば電子ピアノで充分かというと、そうではない!と思っています。

 

これについては、また後日ブログを書こうと思いますウインク

 

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最後までお読みくださり、ありがとうございましたハート