2024年3月


ふりだしに戻り

Aリハビリ病院の紹介状を手に入れた。


完全予約制。午前中のみ。

仕事のある日は無理な時間。

次の休みの日に予約の電話をする。


電話の受付の方、とても優しい口調。

それだけで癒される。


診断されてから現在に至った経緯を説明。

予約を入れてもらった。

ちょうど次のお休みに取る事が出来た。


「11時45分に受付をして頂ければ

 出かけられても構いませんので」

ん?どゆこと?

「あの、初めてなので分からないのですが

 通常で待ち時間どのくらいなのですか?」

「そうですね、だいたい

 1時間から2時間くらいですね。」

えー。そんなにー?

振り幅大きくないですかー?


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2024年3月16日

Aリハビリ病院 初診


待つ事、3時間。

私の前に4家族くらい待っていた。

患者さんの見た目は皆さん私より年配かな。

お年寄りと、娘さん。

車椅子のご主人と奥さん。

1人で歩いてこれる私。

受付の人に「お見舞いですか?」と言われた。

なるほど。


持ち込んだレントゲン画像を見ながら

診察。


臼蓋形成不全は両足。

右の方が被りが浅く、軟骨が無くなっていて

上に、外側にずれてしまっているらしい。

痛みが有るのも右足。


「手術しましょう。

 希望の時期はありますか?」


え?え?

急展開にびっくり。


「仕事があるので

 繁盛期の7、8月。12月は避けたいです。」


黒い大きめの手帳をパラパラとめくる先生。

「1番早くて、5月9日。次が5月16日。

 その次だと6月の2週目ですかね。」


え?え?えーーっと。

え?今?


「あ、あの。今日手術を決める事になるとは思ってかなったので、、えっと、娘と2人家族なので自分で決めるんですけど、ちょっと考えても良いですか?」


「良いですよ。一度お家に帰られて、後日でも良いてすし。ただこの後の診察の方が手術日を決める予定なので、日にちが変わるかもしれません。」


「うーん、、、、

じゃあ今会社に電話しても良いですか。

お休みの相談したいので」


慌てて仕事中の仲の良い同僚に電話。

今日病院に行ってくると言ってある。


「仕事中ごめんー。

他に相談できる人居なくてー。どうしよー」

5分もかからず電話を終え、診察室のドアを叩く。


「5月でお願いします」

どうせするなら

早めに手術して、早く復帰出来る方が良い。

という、結論に至った。

結論出すの早かったー。


5月9日火曜日に手術する事になりました。


   セキセイインコ黄


全部1人で決める。


旦那が他界して11年。

随分慣れた。

けれど、この日は勇気が必要だった。 


まさかまさか、初診のこの日に手術日を決める事になるなんて、思いもしてなくて。


「早く直しておいでー」

急な電話に、そう言ってくれた同僚のCちゃん。

ありがとう。


まったり忙しく過ごしてきた私。

予想を上回る急展開。